2/8
料峭や網目模様の大樹立つ
料峭や大樹網目となりしまま
春寒しすきまの目立つ欅かな
兄よりの蜜柑みごとに美味かりし
2/9
永遠に繋がる空や息白し
赤い実の季節や今朝は雪催
冴え返る緩みし心叩くごと
一月のカレンダーもう破りけり
一月の暦は過去に沈みけり
鮮やかな一月すでに遠のけり
2/12
大切に抱えし記憶冬ざれて
戴きしセーターの暖かきこと
2/14
春一番庭に残りし水溜り
春一番向きが替りて北風かな ※北風(ならい)
柔らかな熱き豚カツ梅の里
誕生日メール二通や梅白し
新刊に傍線強く春入日
木の間より仕事帰りの春夕焼
空は澄み風は肌刺す春夕焼
2/16
やまやまはまどろみながら春を待つ
春浅き道に小雪の舞ひにけり
2/17
梅二月みんなの好きな社食かな
梅二月サウナの後の紹興酒
ほどほどに飲んで喋って梅二月
梅白し心浮き立つサウナ会
忘られし巨人の墓に北風吹けり ※北風(きた)
思ひ出は良い事づくめ草青む
ロンドンデリーエアーらし飛騨の冬
青函を結び雪掻く宇宙人
2/20
長すぎる人生序章冴え返る
2/21
怪我の子のにこにこ帰る春の風
順調に剪定進みお茶とする
えごの木の枝伐り終えて春の風
2/22
冴え返る雲より洩れる日差なく
冴え返る芽吹き数ミリちぢまれり
オープン戦に気をもむ事もなかりせば
剪定の明くる日足の痛みけり
丁寧にやりたき仕事鳥雲に
鳥雲にこれほど長く生きてなほ
2/23
ひとり住む娘インフルエンザなり
我もまた風邪欠勤の憂き目かな
何度でも体温計る風邪の床
どくだみや煉瓦倉庫の裏の土手 ※記憶句 どくだみ(夏)
2/28
流感と気付かぬままの四日かな
寝室に四日目となる風邪籠
オープン戦連敗なれど水温む
料峭や網目模様の大樹立つ
料峭や大樹網目となりしまま
春寒しすきまの目立つ欅かな
兄よりの蜜柑みごとに美味かりし
2/9
永遠に繋がる空や息白し
赤い実の季節や今朝は雪催
冴え返る緩みし心叩くごと
一月のカレンダーもう破りけり
一月の暦は過去に沈みけり
鮮やかな一月すでに遠のけり
2/12
大切に抱えし記憶冬ざれて
戴きしセーターの暖かきこと
2/14
春一番庭に残りし水溜り
春一番向きが替りて北風かな ※北風(ならい)
柔らかな熱き豚カツ梅の里
誕生日メール二通や梅白し
新刊に傍線強く春入日
木の間より仕事帰りの春夕焼
空は澄み風は肌刺す春夕焼
2/16
やまやまはまどろみながら春を待つ
春浅き道に小雪の舞ひにけり
2/17
梅二月みんなの好きな社食かな
梅二月サウナの後の紹興酒
ほどほどに飲んで喋って梅二月
梅白し心浮き立つサウナ会
忘られし巨人の墓に北風吹けり ※北風(きた)
思ひ出は良い事づくめ草青む
ロンドンデリーエアーらし飛騨の冬
青函を結び雪掻く宇宙人
2/20
長すぎる人生序章冴え返る
2/21
怪我の子のにこにこ帰る春の風
順調に剪定進みお茶とする
えごの木の枝伐り終えて春の風
2/22
冴え返る雲より洩れる日差なく
冴え返る芽吹き数ミリちぢまれり
オープン戦に気をもむ事もなかりせば
剪定の明くる日足の痛みけり
丁寧にやりたき仕事鳥雲に
鳥雲にこれほど長く生きてなほ
2/23
ひとり住む娘インフルエンザなり
我もまた風邪欠勤の憂き目かな
何度でも体温計る風邪の床
どくだみや煉瓦倉庫の裏の土手 ※記憶句 どくだみ(夏)
2/28
流感と気付かぬままの四日かな
寝室に四日目となる風邪籠
オープン戦連敗なれど水温む
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