一日に二度降る雨や暖かし

2014年03月24日 | 俳句
3/16(日曜)
紅白の梅けぶりたる桃色に






小さき川なれど流れは春の音


山茱萸の花梅園の入り口に




3/17(月曜)
ホーホケキョやうやうちゃんと鳴けた朝


屋根の上の春満月やチョコ齧る


3/18(火耀)
眠たげなそぶりも見せずお雛様


羅を纏ひて配るチラシかな  ※羅(うすもの)・・・夏の季語


一日に二度降る雨や暖かし


3/19(水曜)
鶯を真似て口笛吹いてみる

  朝の散歩はまだ人もまばらです。
  ホーホケキョと何度も吹いてみましたが、
  鳥は寄って来ず。


春なかば二枚重ねの時刻表

  春の時刻改正でバス停の時刻表がしばらく2枚重ねに。
  7時台が一本減りました・・・。


囀りやしずしず下る白き月


雨あがる季節一枚脱ぎしごと


キラキラと春一番が木を揺らす


堂々としている女多き春


3/20(木曜)
葉牡丹の到頭塔の立ちにけり


単調な仕事に疲れ果てし春


3/24(月曜)
よく似たる鳥の囀り子のしゃべり

  
春の宵本読み耽り作句なく

  この3~4日、
  塩野七生さんの新作「皇帝フリードリッヒ2世の生涯」にはまってるので、俳句は低調。
  12世紀末から13世紀の神聖ローマ帝国の皇帝のお話です。
  馴染みの薄い中世ですが、塩野さんが惚れ込んでいる皇帝。
  武力もさりながら、より外交戦術に長けた皇帝で、この時代の一番の敵はローマ法王。
  歴代法王との駆け引きがなかなか楽しいよ。

















2 コメント

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春は確実に (yykic)
2014-03-25 07:29:58
昨日名古屋も開花宣言がなされたような。
まだ多少ぎこちない鶯の鳴き声、連翹の花、水仙、ミモザ、開きかけた桜、ゆったりとした川の流れ、明るい日のひかり、春はそこ。
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いよいよ桜ですね (gouza)
2014-03-25 20:21:52
嬉しい春の訪れがいっぱいですね♪

満開にの梅に続いて桜の開花。
今朝は庭の水仙が一挙に開いたので、驚きました。
寒い冬でしたが、順調な春の展開ですね。

6日に岡崎の花見を兼ねたOBウォーキングがあるので、
参加するつもりですが、それまで桜は持つかなぁ?
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