パソコンに任せて書くや蠅の文字

2013年10月02日 | 俳句
9/10
秋風や俳句この頃不勉強


線香を焚いて草取る夕間暮


~蠅が出た~

何処より出て来しものか蠅の飛ぶ


蠅叩く慎重にかつ大胆に


蠅叩き力加減を思い出す


手ごたえのありて見事に蠅仕留め


パソコンに任せて書くや蠅の文字


天井の蠅ころころと落とした日


西日さす台所蠅の思い出


西日さす台所には母の居り


秋の夜半目覚め次々句の浮かぶ


四時間は寝たか耳鳴り秋の夜半


9/13
秋めいてをれど時々後戻り


三次会残る暑さに疲れけり


百日紅一部始終を眺めをる


旅ふたつ飲み会ふたつ夏終わる


十月は楽しみあるや七時半


「受信」から移したくなし夏メール


9/14
書の森に入りて過ごしぬ秋の夕


9/16
野分過ぐ何事もなき稲穂かな


9/17
ピーヒョロが季節変わるを告げてをり


9/20
十六夜の月に瓦の明かきかな


十六夜の月に瓦は艶を増す


秋の風いつも思いは伝わらず


9/21
そよぐ風きばみはじめしプラタナス

2 コメント

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Unknown (yykic)
2013-10-03 07:19:47
暑くかったり涼しかったり本当におかしな陽気です。十六夜の月も何かしら冴えがないような・・・。
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どうもすっきり・・・ (郷左衛門)
2013-10-03 22:12:10
・・・しませんね。
いつまでも夏かと思えば明け方は冷えたり。
鬱病にならないように気を付けましょう。

週末は、またまた絲山さんに挑戦します。
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