獅子吼2021年8月号<ステージ8と投句掲載句>

2021年08月12日 | 俳句
☆ステージ8 <獅子吼2021年8月号・通算988号に掲載>

タイトル 水無き砂丘

平らかな代田の朝を迎へけり

この道や今日より額の花通り

蕺菜の花禍事もやがて果つ
 ※どくだみ

ほととぎす遠く仄かに日暮かな

緑陰やのびのび育つプラタナス

真夏日の午後のカーテン揺れ楽し

がばと起きやると決めたる草毟り

ふるさとは水無き砂丘初西瓜

※自分で付けたタイトルは「午後のカーテン」でしたが、
 先生の添削により「水無き砂丘」として掲載となりました。
 やはりこっちがいい!


☆2021年4月21日~5月20日作品結果
<掲載句>
歓声なき朧月夜の打撃戦
 ※印象に残った神宮の無観客試合でした

聖五月性は境を創らざる
 ※NHKスぺシャルの番組を見て
  性は男女の二つではなく「グラデーション」を成しているとの事

飛来したる鵜に名を授け親しみぬ
 ※今さらの一句ですが、あれです。ウーミン!我ながらリズムは良いと思います

<没句>
楽園を心にとどめ末の春
 ※春が名残惜しいという気持ちですが、曖昧だったのか

ひとつばたごどんなもんじやと咲き誇る
 ※別名「なんじゃもんじゃの木」を文字ったのですが評価はされず

さ緑の花穂ゆらりと小判草
 ※花穂(かすい)
 ※去年道端で抜いてきた小判草を庭に植え、
  枯れて落ちた種から出てきた苗を鉢植えにしました。美しかったです。

光さす五月は不意に頽れぬ
 ※頽れぬ(くずほれぬ)
 ※今年の梅雨は五月中旬突然やって来ました
  うまく表現できたと思ったのですが、意味が通じなかったのかな

2 コメント

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おめでとう (きりぎりす)
2021-08-12 16:49:35
ございます。
鍛錬の賜物ですね。
一度掲載ページを撮ってラインに乗せてくださいませんか。
ダジャレは貴兄らしくないですね。
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コメント有難うございます (健人)
2021-08-12 19:18:11
いやぁ・・・、どうなんですかね。
「ステージ8」の位置づけがよく分からないんですが、顔写真まで付いたんだから喜ぶべきなんでしょうね。
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