しまったといふ目のままや金目鯛

今週の朝日俳壇から。私のイチ押し句です。
生き生きとした表現の中に面白みのある句ですね。
つい先日、市場の中で見た金目鯛を思い出しました。

しまったといふ目のままや金目鯛


～以下はレベルの低そうなワタクシの句です。～

1/15
水鳥の池面に憩ふ冬の朝

枯れ枝や指差す先の道樹山
～いろいろ推敲してみて、こんなふうに・・・～
冬ざれて枝の指差す道樹山


1/16
～前日の延長のようですが・・・～
冬ざれや骨格だけのプラタナス

風に舞うトロ箱を追う男たち

冬ざれや殴り訊かせた日本一
　※桜宮高校・・・。


1/19
チョンチョンと機敏に動く冬の鳥

枯れ枝がさらに儚くなりにけり


1/21
点々と木の芽並びて細き枝
～同じ情景を作り直して・・・～
裸木にきちんと並ぶ硬きもの

ぐふぐふとマスクの下にこもる音

凍てた朝車道堂々二羽の鳩

目で語るそろそろ出るや冬の昼

風邪癒えず惣菜買ひて欲しとあり


1/22
緩む朝冬将軍に休みあり

風邪心地つひにどこかで貰ひけり

　※てなわけで、咳が出始めて風邪気味になってきました。
　　家か、電車か、はたまた会社か、どっかで貰ってしまったようです。