9月にて 句帖見事に 埋まりける

2012年09月21日 | 俳句
9月17日以降はノートに書いていたのですが、
昨日、「NHK俳句テキスト10月号」を買い、
ようやく「俳句手帖10~3月」が手に入りました。

今日は乗鞍から帰って以後の句を書いておこうと思います。


~点心 肉汁が・・・~

夢にまで吹き渡りけり秋の風
  9月中旬というのになかなか暑さ収まらず、
  こんな句が出来ていますが、本当に夢に出てきたのかは不明・・。

秋風や夕べの名残り木々の露
  これ体験的実感です。夜来の雨の後、散歩してポツリポツリと。
  この句で、初めてNHK俳句に投句してみました。
  10月第3週の兼題が「秋風」なので。
  放送で読まれることはないだろうけど、
  12月号のテキストに小さい字で載ったら、うれしいワンステップ!

秋の風深呼吸する欅(けやき)かな
  散歩していて時々欅の木が目に映ります。
  伸び伸びと広がる欅は大好きな木ですね。


葛の花段丘の上咲きにける
  家から少し降りた散歩道の片側は段丘になっていて、
  その斜面一面に葛が茂っており、今は紫色の花が咲いています。

秋空に飛行機雲が溶けてゆく
  朝早く飛行機雲が出来ていることがよくあります。
  秋空になって、きれいな筋が見えますが、だんだんに溶けていく・・・。

秋半ばゲリラ豪雨に猛暑かな
  まだまだ昼間は暑い。30度越えが毎日のように続きました。
  雨の降り方もひどい。大暴れのゲリラ豪雨め!


~豚の角煮 濃い甘辛味~

散歩終え蚊に刺されたる二三箇所
  半ズボン姿なのでほとんど毎朝蚊に刺されて帰ってきます。
  ムヒが必需品。これがまた気持ちイイ!!

まだ同じ秋の空気を吸いており
  これ意味不明ですよね。分かるかな?
  自分で後から読んでも分からないかも。

一分の停車に心和みける  
  毎朝の通勤電車は名古屋駅の一つ手前の金山で1分停車します。
  人が少なくなって、しんと静かになって、眠っている人も多くて・・・、
  何となく気持ちが落ち着く1分間。通勤電車、嫌いじゃないです。
  季語が入っていないので、リメイクしたいのですが・・・・・。


~三角の春巻 全部美味しかった! オナカ一杯~


PS リメイク版
爽やかな朝の一分停車かな

~後日~
一分の停車に秋は和みける

~isoさんのアドバイスを受けて~
葛の花丘の上まで連なれり

4 コメント

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今日は快勝でしょう。 (yykic)
2012-09-22 16:46:27
~点心の熱き肉汁あふれ出し~
~朝寒に思わず手繰る肌布団~
~新そばの香りにすすむグラス酒~


クライマックスシリーズがんばろうぜ。
きびしい評論家の顔が気になりますネ。
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Gはみんな二日酔い? (naka735)
2012-09-22 21:50:39
3回の猛攻すごかった!
見てなかったので残念です。

広島はここに来て落ち込みましたね。
クライマックス楽しみにしてます。
行きましょうか?
きびしい評論家、誰?

新そばに冷酒は、あの近所の蕎麦屋さん?

夜中から雨の予報、今夜も冷えそうです。
ちゃんと布団を掛けて寝ましょうね。
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 (iso)
2012-10-09 17:46:57
葛の花 丘の上まで 咲きにけり   は如何でしょうか?

まだ同じ・・・の解釈にて、女性の存在がそこにあります。昔2人手をとり眺めた秋の空、思い叶わず離れ離れとなったものの、ふと見上げた秋の空に、若かりしころ、伝え切れなかった思いに耽り、彼女も又、秋の空に思いを馳せてくれる事も有るのかなあ、などと感傷に秋の空を仰ぎ見ている様子が伝わる1句です。その時の台詞まで思い浮かぶような叙情的な句ですね。
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深い読みですね・・・ (naka735)
2012-10-11 16:42:15
こんな風に深く読んでいただくと、もはや何も言うことはありません。おそらく、あなたの頭の中には、数え切れない女性の顔が浮かんでいることでしょう。遠い青春、45年はあまりにも昔ですね。二人の容貌もすっかり変わってしまいました。でもそんなことは関係ないですね。秋の空を見ながらひたすら感傷にふけりましょう。

~ふけゆく秋の夜、旅の空の寂しき思いに一人悩む~ 
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