最近の俳句のようなもの

2012年03月27日 | 俳句
~~後戻りの春~~
春近き 道樹の山に 白きもの

なかなかに 寒さ緩まぬ 遅き春


~~映画を観て~~
サッチャーの 老いを悲しむ 猛き弁

鉄の人 亡き背の姿 夜毎見ゆ


~~今日の朝日俳壇から~~
みちのくの 旅の予定の 雁供養

※ちょっと意味が理解できないのですが、
 最近雁を話題にしたので、書かせていただきました。
 レベルの高い人だと思いますが、意味を教えて欲しいです。
 多分、雁供養という季語があるんでしょうね。


~~田辺聖子の「古典まんだら」の中で見つけた和歌~~
春霞たつを見すててゆくかりは花なき里に住みやならえる

※王朝時代の女流歌人 伊勢(というひとの歌)
※先日の疑問が解消しました。
 雁は「花なき里」に住む渡り鳥なんですね・・・。 

3 コメント

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調べてみました (ワイワイキック)
2012-03-28 08:41:04
腕をあげましたね

渡ってくる雁は途中羽を休めるために木片を銜えてきます。奥州外ヶ浜の浜には、捕えられたり死んでしまって帰るとができなかった雁の分の木片が残っています。人はそれを拾い集めて風呂を焚き帰れなかった雁の供養をしたという。
=雁風呂(春)
昔、ウイスキーのCMであったようななかったような・・・

※先日、春のフェスティバルの青島広志氏の講演を聞いてきました。

杁中の
キャンパスに建つ
フラッテンホール
泣き笑いした
あの日を知らず

(この投稿ダブっているかも)
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調査有難うございます! (naka735)
2012-03-28 09:53:41
雁の残した木片を集めて、風呂を焚き、
湯に浸かりながら、春の空を眺め、
物思いにふける図、ですか・・・。

お~~い!
ちょっとぬるいからくべて~!
と、叫んでいた昔を思いだしました。

便利になって、
味気ない日常で生活していますが、
今の時代のいいところもそれなりにあるのかな?
なんてね。


とてもいい和歌ですね。
しみじみ・・・。
「あの日を●●●」のところは、
いろんな言葉が入りそうですね。

フラッテンホールというのが
出来ているんですか。
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悩みました (ワイワイキック)
2012-03-28 11:02:39
図書館の南隣り(昔の食堂のあたり、食堂はありません)に大変立派な建物ができ、その1階がフラッテンホールというガラスの入口の立派なものが出来ていました。やっぱり「あの日を●●●」は大変悩みました。何かいいヒントを下さい。
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