小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第391回小麦句会投句一覧(10/7選句締切)

2018年10月02日 20時38分22秒 | 1日句会



 

↓選句前に再度確認しましょう。

 

当番の負担を軽くするためにご協力ください。

 


☆カテゴリーにある小麦句会への参加方法をクリック☆よくお読みください。

 

★投句一覧

秋の草川の流れに育まれ    

顔撫でるだご汁の湯気そぞろ寒 

畦に咲く季節のけじめ曼珠沙華 

思ひ出のベンチに座る秋の風  

額に雨ランチライムの彼岸花  

睥睨し猛りてかなし鵙のさが        

渡仏せし娘芒の高き空   

移住して田舎暮らしや小鳥来る 

谷川の河童と眠る虫の声   

秋澄むや気ままな足に川の風 

霧を出て食欲そそる幟旗   

アングルに収まる秋や百枚田 

源流にふるさとを訪ふ草紅葉 

山峡にオカリナ響き秋澄みぬ 

ここもまた名もなき橋や水の秋

公園のベンチは無口秋の川  

太陽発電半分青いひつじ田に 

長椅子のニスは塗り立て秋高し

台風や小川が橋を押し流す  

水音も仏の声や秋遍路    

母の声遺るベンチに小鳥来る 

台風過笑み交わし合う店支度 

あの川を辿り秋声聞かんとす 

秋祭殿様姫様以下従者   

山霧を背負ってこの地の者となる

稲に雨シート被せる耕耘機   

かあちゃんの村の食堂さやけしや

濁り酒廃村の危惧消えぬまま  

秋の日暮れのスイッチだった木のベンチ 

秋風の疎髯撫でゆけ自恃なくに    

粧へる山の麓の定食屋    

昔二人で座りしベンチ草の花 

カツカレー食べ冷まじき選挙戦

秋の野や「お食事処」並びをり

赤蜻蛉止まりて後に羽根傾げ 

澄む秋のペットボトルに汲む湧水

嫁ぐ娘の机の花瓶日々草   

身に入むや昭和のすいとん郷土汁 

台風に眼 野に置き去りの机・椅子

澄む秋の旗にだご汁・カツカレー 

 

★お待たせしました。

選句をお待ちしています。

今週は大変な台風が日本を縦断。

皆さんのところは大丈夫だったでしょうか?

幸い熊本は暴風域にかかった時間が短かったのか、雨も風もさほどのことはありませんでした。

でもまた次の台風が・・・・。

安心はできませんね。

 

★選句要領

★選句数
6句選(うち特選1)
選外のコメントも受け付けます。

★締切
10月7日(日)24時

★当番は宙虫です(投句先メルアド)
nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp


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