何か行動をしようとすると、雨・・・。
これからの天気予報にやっと晴れマークが続くようになった。
世界でも、あちこちで大雨などの被害が起きているようだ。
今、私たちの信じている「安全」は、これまでの経験の積み重ね。
「生きてきて、こんな雨は初めて」
経験の積み重ねだけでは避けられない災害も増えてきているようだ。
いま一度安全について考えておきたい。
★結果発表(二回に分けて)
学校に大谷グローブ花楓 幹夫
○(泉)大谷選手はスーパースターですが、徳を積む人ですね。感心します。
〇(瞳人)使うの、もったいないなあ
○(藤三彩)全国の小学校へグローブを寄付、すごいですね6万余個も、それでも大谷翔平にはポケットマネーなんだ
〇(珠子)全国で実際に使われていますように。備品管理者は気を使うでしょうね。
聖五月風の中来る君の笑み 瞳人
値上りでも日本は平和五月晴 泉
〇(瞳人)ほんとに
沙羅の花刹那の夢のような恋 カンナ
◎(アネモネ)一夜花の夏ツバキと措辞の恋とがあってるように思いました。
◯(道人)刹那の恋と沙羅の花とは相性が良さそう。経文のような意味不明の呟きをすれば、全て何もなかった状態に戻る。
担当医は女性眼下の牡丹園 楊子
○(藤三彩)入院しているのですね。連休の間に病院暮らしはツライ。優しい女医さんでありますように
木洩れ日の春を家路のスクーター 仙翁
〇(楊子)清々しい家路ですね。いいことがあったような。
○(幹夫)音立てながら家路を軽快に進むスクーターがリズム良く詠まれている。
〇(カンナ)動詞がない良くできた句だと思います。
○(餡子)あの画像のスクーターは何だか気になりました。色々な物語ができそうでした。
〇(珠子)「木漏れ日の春」初めて出会った言葉ですが、青葉若葉の出そろった今の季節にぴったりです。スクーターもはまっています。
○(宙虫)スクーターののんびりがいい。
青楓怖れを知らぬ暴走音 藤三彩
〇(春生)若者らしさが出ました。
〇(まきえっと)「怖れを知らぬ」がいいですね。。怖れを知ってしまうと躊躇してしまいます。
初夏やセルフサービス整ひて 卯平
〇(瞳人)どこもかしこも、セルフレジ、いったい、どうなっちゃうの
〇(ちせい)ガソリン価格は動く値段ですね。
五丁目の巣箱からっぽ飴を噛む 宙虫
○(泉)何となくユーモラスな俳句だと思います。
○(藤三彩)ヒナが一人前に巣立つ。「やれやれ」いつも気になって見ていたのですね
◎(めたもん)上五「五丁目」がリアル。近所のお宅の巣箱もほとんどは空っぽ。でも、鳥を待つその気持ちには共感します。
○(あちゃこ)ご近所をぶらり散歩している感じがいいですね。飴を噛むがなかなか。
逆走の青春燦燦と夏日 餡子
○(卯平)青春とはそう言うものだ。
〇(めたもん)気象用語の夏日。破調のこの句に合っていると思います。
◎(あちゃこ)何かに逆らい、訳もなく抵抗していた青春。季語と響き合っています。
◎(道人)不滅の青春の逆走に一票。止めの「夏日」がとてもいい。
揃い咲く芍薬市制百年史 あちゃこ
○(泉)「市制百年史」という表現に惹かれました。
○(餡子)昭和の15年頃でしょうか?芍薬の気高さが100年の歴史を象っています。
◎(珠子)写真からの発想の飛び方がお見事。シンプルが力強い。我が母校(高校)もつい先日百年式典があったようです。
〇(まきえっと)「市制百年史」への発想がお見事です。
◯(道人)芍薬で祝う百年史が素敵。
麦の秋出勤の祖母ミニバイク あき子
◎(泉)老いても元気。健康で仕事が出来るのは有り難いことです。
〇(楊子)いまでは「祖母」も若いこともあるでしょう。視点が現代です。
〇(瞳人)気を付けてね
○(卯平)元気な祖母への詠み手の思い。麦の秋が良い。
○(餡子)おばあちゃん御元気ですね!私も働いていた頃、ミニバイクでしたので懐かしい。
○(仙翁)まだ若い元気なお婆さんですね。
〇(ちせい)麦の収穫が稲に先駆けて始まります。
○(宙虫)麦の秋の空気感がうまく包んでいる句。
大阿蘇の逝く春を追うツーリング 道人
○(泉)雄大な光景ですね。素晴らしいツーリングです。
〇(珠子)雄大な景色の中、今が一番美しい季節なのでしょう。中七がいいですね。
◎(仙翁)今の阿蘇、良いでしょうね。
隙間なく閉ざすカーテン春惜しむ まきえっと
〇(あき子)ひっそりした写真の印象を、「春惜しむ」でていねいに捉えていると思いました。
風光る今の字にあるラでラララ めたもん
〇(あき子)風の中のラララ、発見ですね。
罌粟の花急カーブして自転車過ぐ 春生
◎(ちせい)罌粟の花は立夏の前に散ってしまうことが多いです。
若楓じつと眺める室外機 ちせい
天蓋の青葉星霜巻き戻る 珠子
◯ (アゼリア)巻き戻りできないーという句は、よくあると思いますが、巻き戻るという句はあまりないように思います。言い切って、潔いと思いました。
○(あちゃこ)青葉若葉が美しい季節。この時期の忘れられない思い出があるのかもしれませんね。
バイク飛ばす少女の素脚若葉風 アゼリア
〇(瞳人)ちょっと、こわい、気を付けてね
○(卯平)この少女、一見清楚ではあるがバイクを飛ばしていると言う。ヘルメットを斜めに被った女子高校生だろうか。
〇(カンナ)上五にインパクトがある良くできた句だと思います。
〇(春生)若々しい息吹を感じる句です。
○(仙翁)バイクの風と若葉風、爽やかですね。
春の風髪に隠してイヤリング めたもん
○(幹夫)お洒落ですね。時折イヤリングがキラリ!
◎(瞳人)初々しいですね、ちょっと恥ずかし、嬉し、
○(卯平)このような女性はやはり誰でもが惹かれるだろう。
○(仙翁)髪に隠して、良い表現ですね。
つづく
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