小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第389回小麦句会投句一覧(9/7選句締切)

2018年09月02日 00時59分26秒 | 1日句会




↓選句前に再度確認しましょう。

当番の負担を軽くするためにご協力ください。


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熊本もやっと雨が本格的に降りました。

8月は台風の影響もなく連日35度越えの日々でしたが、少し解放された一日となりました。

いま、深夜、しとしとと雨が降り続いています。

少しは秋の気分と言えるようになっていくのでしょうか?

投句一覧をお届けします。

選句をお待ちしています。

 

 

 

★投句一覧★

嫁ぐ娘の机の花瓶おみなえし  

遠くから母の呼ぶ声秋夕焼  

秋暑し逢魔が時の手毬唄   

焼鳥になりそな烏炎天下  

秋色に鴉が鳴いた浅眠り  

鳴き交はす二百十日のかち鴉

電線のカラス固まる夏の夕焼け 

電線に音符の如き秋鴉  

秋の空小型になった変圧器

残照や別れ烏のこゑとこゑ

闇鴉舞うよな踊りまる子逝く 

秋夕焼明日のいのちへ啼く鴉  

秋の朝電線の鴉に意図があり 

写真館鳥渡り来て首傾ぐ  

花嫁になる日の近し初月夜 

暮れなずむ秋刀魚を焼いてプチ家出

色褪せし「黄色いからす」暮の秋 

虫の音や火星煌めく空となる  

二百十日椋鳥街に寝静まる  

八月や人それぞれの消去法  

水没の家建つまでの秋夕焼  

バス降りる夏バテ気味に焼肉屋

ウインドーに花嫁衣裳鳥渡る 

秋風が痛い映画のあとの街  

暮るるにつれて血を吐く夏の雲

父の魂夏の終わりを告げに来る

明日も晴れカリフォルニアのゆやけかな

朝焼やヌードスタジオ開店中   

スタジオの白き人形西鶴忌  

旧姓は今宵限りよ鰯雲   

加速して追いつかんかな秋没日 

盆踊り遠くに聞きて夜勤へと  

秋暁や監視カメラを過ぎる影  

行き合ひの空暮れてゆくRoyalHost(ロイホ)の灯 

震災忌道路のゴミは掃除され  

街の灯や意外に長い秋夕焼  

 

★選句要領

★選句数
6句選(うち特選1)
選外のコメントも受け付けます。

★締切
9月7日(金)24時

★当番は宙虫です(投句先メルアド)
nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp

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