小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第420回小麦句会投句一覧

2020年01月02日 22時06分14秒 | 1日句会
明けましておめでとうございます。
2020年最初の句会、今年も皆さん元気に投句ありがとうございます。
また一年、たくさんの俳句をこの句会で生み出してください。
よろしくお願いします。
 
 






★投句一覧★
 

山上に雲寄り来たり去年今年 

風前の塵と知りせば枯木立  

冬耕や山肌荒く日のさして  

雪国や連峰越えた空青く   

手間暇の効果にっこり室の花 

一枚の葉に風が鳴る冬の空  

冬天のざわめき起きる土の中 

絶え間なきラジオの暮し室の花

仙人掌の赤が好きなのイヴの夜

奇跡より一輪の花冬蒼天   

歳晩のうらうら息をぬく地霊 

羽根を持つものたち風を待つ冬野

山眠る村は安堵の貌となる   

数え日のハウスに出荷の苺摘む 

探梅や兜太の里を踏みしめて  

一陽来復河馬の尻尾のやうに雲 

蝦蛄葉仙人掌に新調の鉢与ふ  

電柱の十字架アフガンは冬か  

災害の傷跡晒し山眠る  

足音と落葉を鳴らす風の音

コーヒーミル回す窓辺や冬籠り 

満開の仙人掌メリークリスマス 

室の花訪なふ人もなかりけり  

山眠るゴルフ場だけ騒がしく   

冬空や空飛ぶゴリラの雲の型  

木立縫い届く初日の気息かな  

寒林の向こうの向こう母郷かな 

果樹園の裸木雲を纏い眠る   

寒林の一樹に凭れ旅人は    

冬うらら森の寝息が届く窓   

珈琲の香に守られて室の花   

冬耕の人影ひとつ兄だろう  

裸木の見通しのよき不安感  

冬ざれの窓を引き締め赤き花 

冬日差す出窓に阿吽鎮座する 

冬ざれのコーヒーミルの音かすか  

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 1月7日(火)24時

 

選句コメントをつけて送ってください。

 

選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています

 

 

 

当番は宙虫です(選句送付先メルアド)

 

nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp

 

選句メールの作り方は、このブログのカテゴリのうち「小麦句会への参加方法」をよく確認して送っていただきますよう、重ねてお願いします。 

 

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俳句「麦の会」ブログ移転しました。

http://mugihumi2190.seesaa.net/

 

 



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