小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第339回小麦句会投句一覧〈8月4日、投句追加しています。〉

2016年08月02日 19時34分25秒 | 1日句会

8月4日現在、投句を追加しています。 当方の確認漏れから申し訳ありません。

投句一覧です。

以下にしたがって選句をお願いします。

 

★選句数
6句選(うち特選1)
選外のコメントも受け付けます。

★締切
8月6日(土)24時

★当番(投句先メルアド)
nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp

↓選句前に再度確認しましょう。
☆カテゴリーにある小麦句会への参加方法をクリック☆よくお読みください。




 

★投句一覧★

 

明太子ピザの燃え色百日紅  

下町のバスから溶けてゆく炎暑   

片かげり哲学者ぶる招き猫  

テキサスにゐて飄飄乎と百日紅

白南風や親しき街の知らぬ家 

 バス通り学生早桃食べ歩く  

百日紅時刻違わずバス走る  

バスを待つ緑の中の百日紅  

アンテナの真西向きたる初嵐 

大義なき暮らしビール冷えてるかい  

水やりの姑にものいうさるすべり  

庫裏の僧カウチポテトや百日紅        

停電に社会が止まる炎天下  

夏空にオリンピックの靴が鳴る

梅雨明や定時に閉じるバスのドア  

日盛りや喉ごしのよい麺を食う  

異人館の天焦がしたり百日紅  

蝉鳴くやウインクしをる招き猫 

蝉の声引き連れ迷路のような街   

古戦場跡を素通り夏の空    

昼休み無人の工場蝉の鳴く  

訳ありの家に真っ赤な夾竹桃 

豪雨などなかった様な夏の空  

夏休み冒険と言うバスに乗る 

八月の無人のバスの通り過ぐ 

梅雨明けの停車場無人のバス送る

バスに乗る悪女は猫背さるすべり

原発や電気がありて部屋涼し  

空つぽのバスを乗り継ぎ盆帰省 

片陰を掠めて止る市営バス  

秋暑し石工の靴に石の粉   

夏空へセンターライン越えゆけり   

「つぎとまります」バス停につく法師

三つ星の茄子のピザ食みバス逃す      

懐かしい店の看板夏休み    

炎昼や頬かむりする招き猫   

百日紅石切る音の曲がり来る   

百日紅壊れしままの街に咲く

乗り継ぎのバス旅腹減る燕の子  

彷徨いて場末の酒場梅雨明ける    

白南風や門もお墓も石は石      

 



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