小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第480回小麦句会投句一覧(7/7選句締切)

2022年07月02日 06時12分19秒 | 1日句会

いつもなら梅雨末期の大雨を警戒している時期なのに。

日本から「梅雨」という季節がなくなってしまったのではと思うような日々。

暑さ対策は万全に。

まさかこれほど「台風4号」に期待することになるとは・・・・。

 

★投句一覧

 

清水入れて鮒の飼育に使用する   

全開の蛇口に坊主頭 夏    

花合歓や分水界を探す旅    

交番に出前の蕎麦屋夏燕    

青梅雨やガードレールに錆浮いて  

悪人の浮子から沈む夕凪いで    

山伏の祀る山神清水湧く    

水神をつないで山の滴りぬ    

どこにでも水ある暮らし風涼し   

ひと筋の光の軌跡蛇泳ぐ   

滴りのやがて大河へ巌祠    

天井に頭を擦りつけて燕の子   

ひしめきて子燕見下ろす朝の駅       

子燕やひいふうみいよぅみな生命 

燕の子競い合うのか大きな口   

丁々発止子燕の口の数    

ご無沙汰のあのひと思ふ夏つばめ 

音もなく滴り受ける祠かな   

移住する親にはなれぬ夏燕   

燕の子忘れず飛べよ親の恩   

石清水僕の育ての親は鳥   

どろどろと祈願太鼓や青葉闇   

滴りや宮崎駿の来た祠    

梅雨明けのコンクリートを叩く風 

夏川の釣り糸風に戯れり   

子燕よ空は広いよ自由だよ   

山国の橋の定点燕の巣      

そこそこの巣にほどほどの燕の子 

夏燕人間は巣に持ち込めない   

滴りや旦の夢を奉納し    

僻村は宇宙に近し河鹿鳴く   

囮鮎騙し休ます太公望     

二礼二拍手水神に汲む清水  

子燕の一同右に倣ひ鳴く  

つばくらの駅舎せはしく出ては入る

ガレージのオイルの匂い燕の子  

湧水は自然の摂理涼しさよ   

洞窟に古代の壁画夏つばめ   

したたりや祠の奥のがらんどう  

滴りやマリア観音洞の奥 

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 7月7日(木)24時

 

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選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。

 

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