△11世紀に造られた古城(PFN)
・昭和43年9月11日(水)晴れ(カーディフ城見物)
1台目は、ユースに泊まっていた大学生が、「スウォンジーまで行く」と言うので、その車に便乗させて貰った。そして彼はカーディフへ行く街道で私を降ろしてくれた。スウォンジーの街は勤め人が忙しそうに往来していた。
2台目は、その場で20分位してお爺さんが運転する車をゲットし、この車でいっきにカーディフ郊外まで行った。
カーディフはウェールズの首都であり、港湾都市(ひと昔までは石炭の積出港としても栄えた)、重工業として栄え、現在ウェールズの経済、工業の中心地である。カーディフは又、カーディフ城でも有名であるらしく、私は郊外から何回も尋ね、城へ行った。
その城は市の中央にあった。城内へ入るのに6ペンス(24円)払い、敷地内に入ると全く時代の違う2つの城に出迎えられた。私は古城に入るのに、又6ペンス支払った。古城の中庭には大砲が備え付けてあり、階段を昇り屋上に上がった。屋上からの街の眺めは最高であった。ここから眺めているとカーディフは、城の周りから都市が発達したように見えた。又、市内の道路は、碁盤の目になっていて、良く整備されていた。
この城の中庭で結婚式があり、新郎新婦の純白衣装が芝生の青々とした色と良くコントラクトされ印象的であった。古城で結婚式を挙げるなどとは、中々粋だなぁと思った。
ゆっくり見学していたら3時になってしまった。泊まる場所を確保する為、行動開始。徒歩1時間以上かけて郊外へ出た。のんびり歩いていたら今日の3台目が向こうから停まり、私をピック アップ”(乗せて貰うこと)してくれた。
ユースの住所は、Aberdare(アバーデア)と書いてあったが、Ystradfelte(アストラドベステ)のユースはアバーデアの郊外にあるので、まだ7~8マイル先である事が分った。ユースに着くまで3度、乗継して行った。途中のこの辺りは炭鉱で栄えたのか、多くの炭鉱労働者の家々が見受けられたが今は、廃墟化しつつあった。時の流れか、石炭産業の衰退の一面をここでも見た。
ユースは、山の中にあって山小屋風であった。ホステラーは男性4人であった。
△11世紀に造られた古城(PFN)
△19世紀に造られた新カーディフ城(PFN)
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