三崎港でマグロを食す。

大人のツーリングをしてきましたよ♪
ソレは、有料道路を主に目的地へ行くという大盤振る舞いをする事だ。
ま、ハーレーとBMWのツーリングとは？こんなモノかい？
でも、よーく考えると、オートバイの旨味を感じられない、ちょっと消化不良のツーリングだったなー．．．．やっぱ、峠を越えて、ワインディングロード、バイクを自由自在に操る．．．コレがオートバイ遊びの原点だと思う。
ま、たまにはこんなツーリングも良しとしましょうかねー♪
初めて首都高を走った、湾岸も、羽田も、ベイブリッジも初めてだ。
車で走るのとは違うね、風かな？自分が小さく感じたなー、目に入るものがみな大きく感じた。大黒埠頭のパーキングから見た橋桁の大きい事！ビックリしたぜぃ。
三崎港の端っこにある丸太で出来たお店が有名と聞いていたので、まず探索。
その店はすぐに見つかったが、やはり人気店で順番待ちの名前がずらーっと並ぶ。
ここまで来たのだ、待ちましょう．．．．．１時間位待ったかな？やっと食える。
オーダーは、マグロステーキ定食、仲間はマグロカツ定食。
値段はごく普通の千円少々、安すぎでは？と心配しながら待つこと１５分程。
よくよく考えたらマグロステーキといってもマグロを焼いたもの、カツと言ってもマグロにパン粉を付けて揚げたもの。ま、値段通りのものだよ。
高速料金を払って来て、コレだ．．．．．
やっぱ海鮮丼が良かったかな？　コレが素直な気持ちだったよ、次回は海鮮丼！
さ、ここで本日のメーンイベント！
店を出てバイクに向かうと、女の子が僕のバイクを見て「綺麗ですね、よくメンテナンスされていますねー♪」と言う。
「たまにしか乗らないから、汚れないだけなのね♪」と答えたが、真実の言葉。
キーを差し込み、オン。セルスイッチを押す．．「キュッキュ・・キュ・・・キ」
？？？？？？？？？「キュ・・・・・キュ・・・・・・・・」？？？？？？
「・・・・・・」バッテリーがーあがってるみたい。
原因、ソレはキーを抜くときに止せばいいのに滅多にしないハンドルロックが原因。
キーのセレクタはＯＮから左にＯＦＦ、ロック、パーキングとなっていて、ロックをかけたつもりがパーキングの位置まで回してしまったらしい。
パーキングは、テールとフロントのポジションランプが点灯する仕組みになっている訳で、たまにしか乗らない僕のバイク、夕べ一晩の充電では十分な容量ではない。その上２時間近くもランプ点灯じゃあバッテリーも無くなるはず。
さあ、押しがけだ！
仲間に後ろから押してもらい、ギアは2nd、一人の力ではスピードが足らず、ＮＧ。
下り坂を利用しないとダメという判断で、100ｍ程先の上り坂へ．．．．．．押す。
俺のバイク何キロだ？200ｋｇは楽にある、ハーレーが300ｋｇ弱と言っていたから、俺のは250ｋｇ以上か？押しながら考えたら、一気に重くなって、ギブアップ。
「少し休む！」・・周りを見たらバス停で待つ観光客の２０人程が俺を見ている。
かなり恥ずかしかったけど、仕方ない。
タクシーの運転手が車から出てきて「どうしたー？」
これこれこうこうと理由を話したら「この辺でバッテリーは売ってるかなー？」
仲間のドライバーに声を掛けた。ドライバーが３人集まり、勝手にバッテリーの交換へ進んでいく。そろそろ体力も回復したので、バッテリー交換の話を勝手に折り「一応押し掛けします、多分ここから下れば掛かる筈なので・・」
「よし、俺達も押してやるよ」とやさしい言葉を．．．．．（嬉）
ギアを2nd、クラッチを握り「お願いします！」
下り坂、押し手多数、この条件は流石に速い。クラッチをスパッと離し、グイッ、ギュッ、ブロロロロ、ブワン！ブワン！掛かった、やった♪
ドライバーさん達に深々と頭を下げ、お礼。いやーほんとに有難い。感謝感謝。
仲間が支度をしている間、高めのアイドリングを維持で待つ。
さあ行こう！の合図でニュートラルからギアをローへ入れた瞬間、悪夢再び！
エンジンストップ！　頭の中が真っ白になった．．．．なんて事をしたのだ！
そう、スタンドが立ったままだったのだ。こんな時にこんなヘボをしなくても。
（最近のバイクはスタンド立ってるとギア入れた瞬間エンジンが止まる）
も一度押しがけ・・・・・でも今回は簡単に掛かる筈。
上原君にもう一度推して貰った。(平地で）エンジンは一発で掛かった。
やれやれ。もう二度と間違いは致しません。
予定では海洋深層水の温泉へ行く事になっていたけれど、コレではエンジンを止める事が出来ない。という事でこのまま帰る事に決まり。
上原様、本当にごめんなさい、深層水よりも深く反省しておりますデス。
帰りも有料道路優先で、あっという間に関越道。やはり高速道路は速いどすなー♪
一応「ガル」（バイク屋）へ寄った。このまま帰って充電すればオーケーとの事。
家へ帰り充電器を差し込み、このまま1週間程充電、次回はゴールデンウィークだ。
さーて、今回は大失敗を致してしまった。深く反省いたします。
コレに懲りず、またまたご一緒下さいまし、上原様♪