なんちゃってヘブライ語講座

超ビギナーですが、日々忘却の彼方に消え行く記憶をとどめたく、
備忘録代りにヘブライ語と関係あることないことを綴ります。

ヘブライ語で「ほら」とか「見てごらんよ」というには

2009-07-03 17:17:38 | ヘブライ語・表現
ערב טוב(エレブ・トヴ!)

今日のヘブライ語のクラスでは、電話会話をやったことを
書きました。

会話例の中で、電話交換手が הינה המספר(ヒネ・ハ・ミスパール!)
といっているのを書いたのですが、Sさんがこのことを質問していたので、
ブログ上でも(ご存知の方も多いかもですが)念のため、
補足をしておきますね。

日本語では、あんまりこういう言い方しないような気がするのですが、
英語、ヘブライ語ではあるようです。
注目を引くような言い方で、「ほら!」とか「さあ!」とか「見てごらんよ!」見たいなかんじですかね。

この場面ですと、番号を探していて「あ~、あった!」みたいな意味合いで
使われています。

探し物をしていて、「あっあった~」とか、地図を頼りに美術館などに
いって、無事、美術館が見えてきたら הינה מוזאון(ヒネ・ムゼオン!)
「ほら、美術館だ!」という風に使います。

英語だと、Here! とか、Look! とか Now という訳がついています。
(※Oxford English-Hebrew / Hebrew-English Dictionary)

旧約聖書にも、このהינה (ヒネ)が出てくるので、参考までご紹介します
詩篇の133編 תהילים קלג(テヒリーム・クフ・ラメッド・ギメル)の1節目。(これの歌もあります

הינה מה טוב ומה נעים(ヒネ・マ・トヴ・ウ・マ・ナイーム)
שבת אחים גם יחד(シェベット・アヒーム・ガム・イャハッド)
『見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、
なんという楽しさであろう。』

英語では Behold(見よ)という訳がついていました。
הינה (ヒネ)の歴史は古いということですよね・・・
ダビデ王が書いた詩篇なので、約5000年以上前にはあったのは確実です。


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