読書感想日記

最近読んだ本の感想

「犬がいた季節」伊吹有喜 著 双葉社

2021-11-28 18:32:18 | 小説
 10代の頃、駆け抜けた日々。
 正直になれず伝えられない想い。
 道に迷い、己を知り、もがきながらたどり着く未来。
 好きなことのためなら、全力を出せる若さ。
 すべてが懐かしく、そして切なくなります。
 ただ、もう少し表題に沿った内容を…というのは贅沢でしょうか。
 でも、そんなモヤモヤした気持ちは、見事、最後に吹き飛んでしまいました。
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「あの日、君は何をした」まさきとしか著 小学館文庫

2021-11-28 18:10:56 | 小説
 全く別々に発生した、二つの出来事。
 誰もが持っている弱さと、胸の奥底に潜めた心の闇に、別々に葬られようとするそれらの出来事を、懸命に炙り出す二人。
 序盤の重たさから次第に視界が開け、場面は加速する。
 君はあの日、あの時、何をしていたの?
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