読書感想日記

最近読んだ本の感想

「文身」岩井圭也 著 祥伝社

2024-11-16 17:39:46 | 小説
 私の拙い良心や常識なんて、瞬きでもするくらい瞬時に捻り潰される。
 人生とは一体何なのか、何のために生きるのか、根本的に考え直さなければならないだろう。
 虚構と現実の境界がぼやけ、思考は停止し、心は麻痺してしまうが、それが妙に心地よくなってくる。
 例えば、今もサンタクロースの存在を信じていますか。
 読み応え十分の、素晴らしい作品です。

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