少年野球とともに 

ここには少年野球の監督時代のあれこれを備忘として
書いていたけど、
今後は中国と日本語教育が中心になる見込み。

桑田真澄の少年野球指導(TV)を見て

2010-06-13 06:39:14 | ひとりごと
桑田氏は多摩の麻生ジャイアンツという少年野球チームの会長となり、
現在、野球指導をしているという。
現役中はいろいろスキャンダルも多く、誤解されることも多かったが、
クレバーな投手で、私が大好きな選手のひとり。

彼は番組で以下が大切と話していた。

・礼儀や思いやり
・効率と集中
・自分の頭で考える
・失敗して当然。ほめてあげる

一般的な「強い気持ち」や「あきらめない」と「がんばる」いった
体育会的ポジティブ言語が一切なかった。
私が監督時代、エンジョイベースボールで、子供たちに指導してきたスタイルと
フシギに一致する。
彼の静かに語りかける口調、納得して動かせる、
これも同じ・・・珍しい、でも心地よい、いい感じ。

彼のルーツは大阪のボーイズリーグやPL学園での猛練習。
指導者や先輩には絶対服従で、殴られない日はないといった、
強烈、過酷な日々。
それが反面教師になったようだ。

少年野球では、子供に考えさせない、頭ごなしの絶対服従的な指導、
まだまだ、頭の固い熱血漢たちがしぶとく生き残っている。
これがある限り、野球はベースボールや他のスポーツと肩を並べられない
・・と僕は思う。

「自らしっかり思考して、効率を追求してシンプルに生きる。」
野球だけでなく、生き方にもつながる共感できるメッセージもあった。
彼と彼のチームの教え子たちの今後を、暖かく見守りたい。

今日の監督会議

2010-06-06 21:14:40 | ひとりごと
今日の夕方の監督会議で、今朝早朝にアップした記事に関する話題が
タイムリーに出ました。
行政区分の違う仲間が、我々のクラブに入るのは禁じられている。
県大会等の出場に際しても規約等で制限されるので、
たとえ入っても、あとで後悔する・・等の
噂が広まっているという訴えがありました。

誰がこんな事実でない、噂を流すのか。悲しくもあります。
皆で、野球をやりたい子供たちをを一人でも多く育て、
ずっと暖かく見守っていけばいいのに。
大人たちの「縄張り争い」や「勝利が一番大事」の考え方が裏にあるようで
情けなくなります。

文書で事実関係を徹底的に争う手もありますが、子供たちにとって
それがいい影響を与える気がしません。
おおらかに、近隣の子供たちを育成していくいく視点をもって、
近隣チームとも、仲良く共存していきたいと私は考えます。

いかがでしょう?

勝田台リトルジャガーズののホームページでも
隣接区域の子供たちが、入団に関する誤解に関して
公式に声明を出してますので、疑問のある方はご覧ください。

以上。

少年野球の「理念」と「行政区分」の考え方

2010-06-06 06:26:12 | ひとりごと
先日、おかしなうわさを聞きました。
自分が入りたいチームに入れない。
その理由は、住んでる住所(市)がちがうので、行きたいクラブに入れないという。

例えば、小学校ならこんな不都合なことがあります。
家の真向かいに道路を隔てて小学校があるのに、
そこには、入学できず、
歩いて20分の自分の住所の市の小学校に
いかなきゃならない。
これは、ルールであり、残念ながら事実です。
(何々法かに基づいているはずです)

少年野球の場合、
歩いていける場所に、野球チームがあるけど、
市の境界線をまたぐので、入会できず、
自転車で、車の通りの激しい国道を通って、時間もかけて、
自分の市にあるチームを選ばなければならない・・・???

これはないですね。おかしいです。
こんなことはあってはならないことだと考えます。

我々のクラブが所属するのは八千代少年連盟ですが、
クラブの代表は佐倉市在住。事務局の私も同様です。チーム監督も2人は千葉市在住です。
クラブの子供たちの所属は6割が八千代周辺の佐倉市や千葉市の小学校です。
9つの小学校から、仲間が集います。
クラブに入ってくれた親の理由の一番目は
「近い、交通の便がいい」です。

実は、八千代少年野球連盟では、他地域所属の考え方を巡って、
昨年12回もの真剣な話し合いをして、自分たちの連盟の規約を改正し、
行政区分に関係なく、子供たちを正式に迎え入れることを明記し、決定しました。
([他地域]はイヤなことばで、行政地域が違うだけで、便宜上使用しているだけで、
 我らは同じ勝田台生活圏であり、同地域なのです)

なぜなら、親が入れたいチームに子供を入れる自由をまず保障すること。
やらせたいのに、やりたい野球をあきらめるようなことが
あってはならないから。これが第一の理由です。

無敵の強豪チームが現れたとします。自然に強くはなりません。
当然、チームの仲間、指導者、父母ともに、全員で一生懸命努力した結果、
県大会の常連、強豪と呼ばれるチームになるわけです。
心無い大人たちは「他地域から強引に人集めをした結果、強くなっただけ」などと
負けた言い訳も含めて、陰口をたたかれることも度々あるように聞いてます。

勝ち負けにこだわりが強すぎると、不公平がないようにとか、
行政区分できちんと・・とかなんとなく、
フェアで正当性がありそうな論法が出てきます。

八千代連盟が改正した「規約前文」では、
「野球を通じて、少年野球にフェアプレーの精神を学ばせ、健全な育成・・・(中略)
相互の親睦をはかり、地域社会との共生、発展に寄与することを目的とする。」
と規約の前文に明確に「目的」を明記しました。
地域社会との共生を図るとは、行政区分の概念とは関係なく、
もっと広く大きな、守るべき大切な理念でもあります。

我々のクラブでは一歩進めて、近隣のチームとも、
仲良く関係を保つために、強引な勧誘や引き抜きは一切しないし、
入部照会にあたり、他のチームも見てもらった上で、納得の上、
選択してもらうことを徹底することを、クラブ内で申し合わせてます

僕らは 少子化の中で、野球人口も減っていく現実を直視して、
指導者として、野球の素晴しさ、奥行きの深さを広める役目ももってます。
皆で野球をエンジョイしながら、仲間の環を広げ、人生を豊かに生きていく。
この考え方が理解できるなら、行政区分とかで、わーわーいうのが、
いかにみみっちいか、ということに、大人たちが気づかねばなりません。

この件に関しては、いろいろな考え方もあるでしょうから、
異なるご意見も歓迎します。どうぞ。



公式戦デビュー!

2010-05-18 21:54:21 | ひとりごと
楽しそうに練習している近所のソフトボールのチームに声をかけて、
日曜の昼、練習に参加させてもらう軽いノリでTシャツで行ってみたら。
キャッチボール、トス、ハーフバッティングのあと、急に公式戦が始まった。
相手投手ももちろん味方もウィンズビル投法で、15mくらいから
ビュンビュン投げてくる。
いつのまにピンストライプのユニフォーム№15を着せられ、
ライトの守備を途中交代出場、打席も回ってきた。
初球、余裕をもって真ん中のストライクを見逃し。・・のように
カッコつけたつもりだが、内心「ウーン速っ!」 
二球目、同じコース、同じスピード。
思い切り振り切ったバットの真っ芯にボールが!
センターの頭上を軽々と越えた大ホームランの感触。
しかしボールはセンターにワンバンで捕球されていた。
でも、とっても気持ちのいいクリーンヒット!公式戦のヒットは10年ぶりかな・・・。
グーのハイタッチもいい感じ。
これは子供たちの話でなく、僕自身の話。
月曜はバリバリの筋肉痛で、大変でした。来週も、素振りして、
早朝ソフト、行ってきます。
やっぱり、スポーツはプレーヤーも、とても楽しい。

この記事は子供たちの記事ではなく、私の記事です。

祝 勝田台リトルジャガーズ 2010八千代連盟春季大会優勝!

2010-05-06 23:10:25 | 公式戦結果

 やりました!
強豪チームが多い八千代市でナンバー1の座を勝ちとることができました。
今回の決勝の相手は強豪キングファイターズ。
4年前、我々のチームが二部決勝で敗れた相手です。
今回は、試合前の態度、試合中の一人一人の集中、
最後まで手を抜かない勝負への執念、
全てにこのチームの持ち味の真面目さがゲームに出て、
ベンチ、スタンドともに一体となって見事な優勝を遂げることが
できました。とても感動的な優勝シーンでした。
このチームは5年でなかなか勝てず、それにめげず、
冬の間、厳しい走り込みを続け、
今日も急に気温が上昇する中で、皆が涼しい顔で最後までやりとおすことができました。
まちがいなく、皆で頑張りとおした、冬の厳しい練習の結果だといえます。
数日前に市民球場を借りて、バックアップや外野守備の
確認等、監督はじめ指導者の熱意で事前準備を
しっかりやったのも、大きかったと信じます。
「傾向と対策」勝負事はこれにつきます!
どれだけ準備をしたかで試合前に勝負はついてるもんです。
それが実って、ほんとによかった。

さて、私のGWですが・・・。少年野球、中学野球、高校野球、
大学野球と、野菜の植え付けと毎朝のスロージョグ。
仕事関係のお勉強・・全部でこれだけです。
家庭サービスもレジャーも全くなしの、初の連休でした。
気が向いたら、次回紹介します。 以上


球春 そして先週の選手宣誓

2010-04-08 22:50:46 | ひとりごと
やっと、野球をやっても観ても、快適なシーズンがやってきました。
高校野球も週末から春のブロック予選大会が始まります。
中学も来週の公式戦に向けて最後の練習試合です。
小学校の我がチームは 既に、公式戦スタートしており、
全日本大会への県大会出場切符は、惜しくも逃しましたが、
今、関東大会県予選に向けて、いい感じに仕上がってきました。

先週の八千代市連盟の開会式での我がチーム主将の選手宣誓・・・
「試合に出ないメンバーは全力でベンチで応援し、試合に出ているメンバーは
ベンチで応援してくれる仲間の分まで頑張る気持ちで、精一杯頑張ります」
さすがあ。ネット裏でも最大の賛辞があちこち、評判の宣誓でした。
あとで聞くと、望月主将は自分で考え、自分の言葉で語ったという。
彼らが甲子園に行った時は、思いもよらない、すばらしい宣誓がきけることでしょう。
・・・あ、今年の春の高校野球の宣誓もよかったなあ。

翻って我々の時代の宣誓、紋切り
「スポーツマンシップに則り、正々堂々と最後まで・・」
まあ、あれはあれで、感激モンでしたが。今の子供らが自分の言葉で
語ってくれることは素晴しい。
僕も監督時代、「自分の言葉で、人前で話ができる」これはとても大切と
いってきましたが。この宣誓には、ウルウルきちゃいました。

できれば、この勢いで八千代でナンバー1をとって、県大会出場を決めてほしい。
切に願いたい、と思いました。
週末も頑張れ!リトルジャガーズ!

バンクーバー終了間近

2010-02-28 21:57:53 | ひとりごと
いやあ、今朝の女子スケートパシュートはエキサイトした。
たまたまライブで見ることができる朝の時間帯だったのも大きい。
スポーツはライブに限る。いや、それ以外のものは別物ですよね。
ネタばれの推理小説と同じです。
えーっと何がいいたいかというと、無理に話をこじつけますが
お子さんの活躍はできるだけ、生で見るに限ります。
お父さん、お母さんがそばで見て、感動できたら、親子ともに
そのスポーツをやってよかった、やらせてよかったと思えるはずです。
人から聞いた話はNG、脚色されてます。

自分の目でみて、心に感じたこと、それが一番真実に近いと思います。
事実でないかもしれませんが・・・笑。

みたいなことも考えましたが、深夜は最近、暇があるので、昨夜
遅ればせながら。「ルーキーズ」と「ワラキューレ」DVD二本見ました。
どちらも秀作。
特に後ろ、トム・クルーズのドイツのヒトラー暗殺計画の描写、すごい。
彼はコ・ラテラルで銀髪冷徹の狼を演じてクールでしたが、この映画も素敵。
パシュートでやられたドイツに乾杯したくなります。あら?
ルーキーズはあまりにそれなりなので、ここでは評価は差し控えます。

飛びますが、高校野球のマネジャーがドラッガー読んだなら・・の新書もいいですね。
私は10分の立ち読みですが、真髄はついているような気もします。
まあ、しつこくなったのでやめます。すっかりビール効いてます。
おやすみなさい。来週(末)もがんばりましょう。みなさん。

先週末の金土日

2010-02-25 22:56:14 | 公式戦結果

先週末はグランドの野球もありましたが、
お酒の会合が金曜から3日続いた週末でした。

金曜日
会社の定年を迎えた方の新宿での有志送別会
楽しい裏話、暴露話が満載で、大雑把に,いい加減に,
それでもポジティブに大声自慢で通した、古きよき時代の営業マンSさんの有志送別会。
涙が出るほど愉快な話がこれでもか、というほど出てくる中、
私もぶっちゃけ話をさせていただいた。
50人近くの有志が集い、とてもいい会でした。
僕らの定年まであと10年(+α?)。われらが定年になるころ、どんな仕事をしているか?
同期仲間が多く、合同祭(葬?)でやるかと提案もでたくらい。どうなるんでしょうね。

土曜日
LJ池田さんの有志送別会(祝!単身赴任解除)
三年前に会社の同僚のお子さんがこのチームにいるというだけの縁で、
指導者として審判のお手伝いをしていただくうちに、わがLJに
無くてはならない審判員の一員となった池田さん。
息子さんがチームで野球をしているわけでない、ただの野球大好き人間。
ご家族は関西におられ、単身赴任の身でありながら、
土日毎に電車でグランドに通い、少年野球チームをお手伝いいただいた。
リトルの大恩人です。こんな方からもLJは支えられてます。
根っからの野球オヤジに万歳。池田さんありがとう。
有志記念品を贈りましたが、クラブできちんと感謝状をさし上げるべきでした・・後悔。

日曜日
クラブの定期総会。
年に一度の定期総会。年末から少しづつ、マネジャーや総会計の協力を仰ぎつつ、
準備をすすめ、やっとここにたどりついた。
当日、開始1時間前まで、打合せが続き、新体制の記載が定まらず、あせりましたが、
なんとか修了。クラブで100万円強の年度予算の実績報告と事務局提出の
予算案、活動案の承認をいただきました。
今年は例年になく参加者も多く、父母の方々がとても熱心に参加してくれました。
会計のチェック、審判部の設立や新役職者への根回し、当日資料の印刷、帳合い等
実際は提案を練る仕事よりも、事務雑務が多く、お母さんたちの協力ナシではとても無理でした。
今年は総マネ、総会計がともに強力で、いつもしりをたたかれ、人参ナシで走らされてます(笑)
いや、ほんとは感謝感激なのですよ。
 
そのあとの観梅会では、普段、お話できない父母の方々とも懇親して、3連戦の幕を閉じました。

ⅠAの全日本予選の結果についても色々話しましたが、まあ、負けは負け。
今の力は、県大会レベルではないことも、身にしみたはず。
敗因を分析して、何を強化して、べんチが同じ意識で、どのように子供たちに伝え、
それを練習の場で、できるまで積み重ねることができるか・・。それにつきます。
試合するよりも繰り返しのテーマ練習が必要かもしれません・・。
とても楽しみなチームなので、今後の進化が楽しみ。


長内監督を囲む会

2010-02-07 10:57:45 | ひとりごと

先週、三人の息子たちが小学校の時にお世話になったクラブの監督を囲む会を
やった。みんな立派になっており、お母さんたちから、歓声が上がったほど。
彼らはもうすぐ高校を卒業するメンバーで、甲子園球児もおり、
大学で野球を続けようとしているメンバーも数人いる。
在籍高校も多彩。八千代東、八千代、佐倉、佐倉西、若松、敬愛学園、習志野、
千葉英和、成田、東海大望洋、秀明八千代・・。

当時のチームメイトのほぼ全員が集まり、、当時の思い出話を
一人づつして、皆で記念品をおくった。なごやかないい会でした。
監督は「クラブには俺の居場所がもうない」と自嘲気味に話していたが、
やっと60才で元気で、野球にかける情熱はまだまだ
冷めてないので、このクラブを去るのはとても惜しいことだと思う。

後進に道を譲らず、重ねた経験のみで権力を肥大させる頑迷老人が時々いるが
この監督はそうした類の人でないだけに、残念。

次男のこのチームは、父母も皆がよかったし、お母さんたちは
卒業後もずっと飲み会を定期的に開催している。
子供たちのチームワークと父母の仲のよさは、関係が大きいと思う。

2年後、20才になたときに皆でお祝いしようと約束して、会をお開きにした。


甲子園出場監督の講演

2010-01-24 20:56:30 | 年間スケジュール

今日、昨年夏の選手権大会の千葉県出場高校のK監督の講演を聴いた。
いくつか印象に残った点があったので備忘としてメモしときます。
信念のある、ぶれない監督との印象をもった。

いくつか、紹介します。
Q公立高校は私立高校に勝てるか?
・技術、練習量では勝てない。何で勝てるか?我々は姿勢なら勝てると思う。
 グランドに入るときの気持ち、考え方、ここをきちんと指導した。
・常に目指したのは県のナンバーワン。何回戦とかベスト8以上とかではNG。 
 千葉でどこを目指すか?ナンバー1を目指すことをいつも意識させた。
・走る速さでは勝てなくても打ってから走り始めるまでのスピードは練習すれば
 勝てる。 ここを練習した。
・野球は所詮個人の出来が勝敗を左右する。あの場面で打てなかった。
 あそこであいつのミスがでなければ。
 あいつがいつもどおり投球できていたら・・・振り返ると特定の個人がきちんと
 やれなかったことが負けの原因。と皆が明白にわかる。 
 個人が敗因となる残酷なスポーツでもある。 個人個人がどこまでがんばるかが
 大切。 
 そういう意味では、昨夏はM投手が連投、連投で苦しい中、結果を出せたことが
 8連勝につながった一番の要因。 彼はきちんと力を出し切れた。
 私立ではローテーションで何人もの投手を使えるが、県立では普通、ローテは
 無理。でもこのような例もある。
 ・考えないやつはいくら野球がうまくてもだめ。昨日やったことが
 今日できなかったら、私は叱る。何も考えてないやつはだめ。

 話は決して流暢でなく、お世辞にもうまくはなかったですが、
 いろいろと考えるヒントはたくさんありました。


神戸新聞の7日間

2010-01-17 08:57:27 | ひとりごと

 今日は直接は野球と関係ない、標記のTVドラマを見た感想です。
 あまりに感動したので、書きとめておきたくて。
 リスクマネジメントは、仕事だけでなく、少年野球、家庭、
 すべてに通じる考え方だと思います。 

 感想を断片的に書きます。twitterにも書きます。
 このドラマ観た人、今度話しましょう。

 昨夜、神戸新聞の7日間を見た。
 涙が出た。
 普段めったにTVドラマを見ることはないが、
 幸運にも感動的で秀逸なドラマをみることができた。
 
・リスクマネジメントのすばらしさ。
 震災の1年前に京都新聞と結んだ契約書。
 大震災等で、一方が壊滅的な被害を受けた際には
 新聞発行に全面的に協力するとの一文。
 「リスクマネジメント」とは何かを思い知らされる。
 この契約書の存在がどれだけ大きかったか。
 今度、会社のプレゼン題材で使おうと決めた。

・新聞穂報道の真実を伝える任務と被災者への人間的な感情との葛藤。
 リアルに心に響いた。
 遺体安置所でシャッターをきれなかった新人が、ついに彼女の死顔を
 撮影するシーン。壮絶。

・彼ら自身が、家族や友人も巻き込まれた被災者。
 それらを乗り越えて、真実を伝えることが使命である新聞の社会的な責任。
 それをを全うし、任務に没頭せざるを得ない極限の使命感。
 地方新聞の存在価値価値、アイデンティティー。
 
 父親の死の知らせを受けた論説委員が、デスクを離れず、黙々と
 社説を仕上げる姿にも涙が止まらなかった。
 また、その社説の短い文から、かもし出される渾身の力。

 自分を振り返る。
 僕にはできないだろうなあ。
 同じ状況なら、僕は全力で走って、会社から家に帰る。
 そこまで、仕事に対してロイヤリティーを持てるものなのか?
 すごい。

・JALの御巣鷹山墜落事件の前橋新聞社の奮闘ドラマも思い出した。
 あのドラマも、ものすごかった。
 
・絶望的な悲惨な状況から、「がんばろう神戸!」希望への転換も見事。
 最後の少女の笑顔と15年後の彼女へのインタビュー。
 人間はどんな状況でも希望を失わずにやっていくことができる。
 それはとてもすばらしいこと。
 これを一枚の笑顔の写真が伝えてくれた。明るい感動的なラストに
 救われた。

 真実はノンフィクションを越える。すばらしいドラマでした。

 


新年おめでとうございます

2010-01-01 09:57:45 | 年間スケジュール

2010年の年があけました。
風もなく、冬の日差しがまぶしい、お正月らしい朝です。

昨年もまた、たくさんの方々にお世話になり、心より感謝申し上げます。
野球を通じて多くの人との出会いがあり、
いい年だったとと思います。
クラブ内では監督から事務局へ転進したのですが、おかげで、他の
チームの方々とも少しづつ、交流を深めることができました。
他クラブの人たちとも大きく交流の輪を広げることができたのも、
30時時間以上費やした、連盟規約や大会規定の
改正委員会メンバーに参加できたたおかげです。

私自身は、今年、中学二年になる息子の観戦を楽しみにしながら、
少年野球のクラブや連盟のアシストも、できる範囲で、精一杯
やっていきたいと思います。
特にクラブでの縦の情報交換や交流を促し、ひとつのクラブとしての
まとまりや結束を高めることを基本にすえて、活動計画を策定していきたいと
考えてます。

日頃、思うのですが、
少年野球は子供たちのためだけにあるのではないということ。
「子供のために」を強調される方が多くいて、それは正しいのですが、
クラブは大人たちの大事な交流の場でもあり、
そこでは練習内容や試合結果を語り合うだけでなく、
自分のオープンにして、もっとお互いを知れば、
これからも末永く付き合える関係を築くこともできます。
それは大人一人ひとりの心がけ次第です。
子供が卒部して、同時に大人も卒部して、自分の子供を追いかける、
これは当然のなりゆきです。
でも、また近いうちに、子供が親離れ、大人も子離れしたときに、
戻る場所があってもいい。
その場が少年野球クラブであってもおかしくないと思います。
ここにはいろんな技能や特技、豊かな個性を持った方々がいます。
会社でのしがらみのある付き合いよりも、
もしかすると、長くより深いつきあいもできるかもしれない。
そんなこともうつらうつら考えながら年を越しました。

昨年は野球以外に、英会話も少しづつ再開したり、読書も意識してます。
今、話題の「坂の上の雲」も大学時代に読んで以来、三度目を読んでいます。
同じ本でも、感じ方が昔とこんなにちがうのかと驚きです。

そんなことで脱線しましたが、今年もどうか、よろしくお願いします。
皆さん一人ひとりにとっても、よいお年でありますように。

 


K先輩、おめでとうございます

2009-11-28 21:50:23 | 年間スケジュール

来月12日に帝国HTLで式を挙げられる先輩の息子さん。
県立F高校野球部出身で、K大学在学中に教育実習にF高にきて、
わが息子も世話になった。

うちら親同士が福岡の同じ高校の同窓生で、
息子同士も同じ高校野球部出身。
そしてわれらは千葉の少年野球の監督同士。
先輩はWBストソングスを率いて県大会を制して、
私は何度挑戦しても、県ベスト8の壁を破れずじまい。
先日は高校の同窓会のあと、二次会で5つ離れの学年として
コラボさせていただき、三次会は銀座のクラブへ連行された。
「縁」って不思議だと思う。そしてこのすばらしい縁に感謝。

この先輩は高校時代、面識もなく(5つ違いで当たり前や)
彼は柔道部から大学はアメフト、
私は剣道部から大学は野球同好会と地学愛好会天文班。
5年前に同窓会で初めて会って、少年野球をお互いやっているということで
それ以来、とても親しくしていただいている。

その先輩がわが社の社長を訪ねてきた帰りに、受付に呼び出された時は
正直ぶっとんだ。
彼は一部上場企企業の役員だから、別におかしくもないのだが、
急遽、とった応接で、ひとしきり、少年野球の話だけをしまくって
(そのとき部下を二人連れていたが・・)楽しそうに帰っていった。
すげえー。

樫本先輩、ご子息のご結婚おめでとうございます。
新婦も筑豊というのがすごい。うれしいですね。
先ほど、祝電、手配しました。
「お父さんのいいところだけ見習って・・」と控えめにお祝いの電報をうちましたよ。
機会あれば、また一戦(一杯)、交えましょう。
ぼてぐりこかしちゃーけんね・・野球でね。

同窓会の幹事をしていて、これが結構大変だが、
また、いくつも、こんないい出会いのきっかけに役立てればいいなあ・・
なんて思います。


今日の長嶋杯

2009-11-07 22:52:37 | 中学野球

一回戦敗退、1-0。
7回最終回二死までノーヒットに抑えられていながら、
4番樋口がレフト前へ見事なクリーンヒット。
5番四球後、ノーサイン重盗で二塁三塁まで
追い上げたが、1h10mの息詰まる投手戦が幕を閉じた。

いい試合だった。エースは被安打はわずか2。
1番をつけて、見事な投球。気合がボールにこもっていた。

息子は1月前から捕手をやらされ、ストライクもポロリ、ポロリの不安いっぱいの
試合だったが、相手に盗塁を一つも許さず(走ってないが(笑))まあまあかな。

ほんとに、勝たせてあげたかったが、レギュラーを怪我、インフルで二人
欠きながら、見事な試合だったと思う。

先日、小学校のチームのエースが遊びに来て、わがLJから
2人入っているチームが県大会で優勝したとうれしそうに話してくれた。
これは指導者冥利です。感激です。

一方で、中学になっても、自覚が足らなくて、いい加減にやっている卒部生の
うわさも、時々、耳に入る。残念!
頼むよ、君たち。
今、すこし迷っていても、きっと、何年かしたら、
ひたむきな姿を見せてくれることを僕は信じる。よ 


ランニング

2009-10-16 22:44:51 | 年間スケジュール
先週の3連休で、5周、6周、7周と、順調。平日は思ったとおり、走りは無理だった。
しかし、新宿駅で、エスカレータを避け、当たり前のように階段を登る気持ちと
体の余裕ができてきた。
この土日も走る。ここは8週どまりでいい。しばらくは10周を壁として、
いきなり越えるのは、待つ。無理をしない。
11月に10周を軽くいけるようになれば、あとは何とかなりそうな気がする。甘い・・か。

民主党も産みの苦しみを味わっている。ここを乗り越えられるかどうかが、勝負。
・・・とそれほどのことはないので、僕は夕方、気楽にランニングシューズに
履き替えようと 思う。