呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

純米 墨廼江 大辛口

2021-08-08 | お酒
今回は一年ぶりくらいの墨廼江。
大辛口とありますので辛口ですね。





墨廼江は宮城県の墨廼江酒造株式会社さんのお酒です。

開封
フルーティーさとも麹っぽさとも違う日本酒らしい
香りがあります。どことなく酸味を彷彿とさせるのは
大辛口とある通りでしょうか?

色はほんのり黄色です。


では頂きます。
すっっぱ。抜けるような酸味が飛び込んできます。
季節的にはそろそろひやおろしが登場しそうな感じですが
夏酒の爽やかさがあるお酒ですね。
後口に派手さは無いもののシッカリと残る苦みがあります。
なるほど大辛口と謡うだけの事はあります。

初日のおつまみはカレーせんべい。
カレーの香辛料の香りはクセのある食べ物でもかなりの率で
覆い隠すとても強い風味です。
が、今回のお酒も負けてはいません。
食べ物に負けていないのはもちろんの事、酸味と苦みが
カレーを上回ります。
今回はせんべいでしたがタンドリーチキンのようなもっと
強い相手でも普通に対峙出来る気がします。

次いでのおつまみは夏の定番冷奴。
元々淡白な味なので張り合えるとは思っていません。
ほうほう。薬味のおろしショウガと相まってお酒が美味しい。
ただまだちょっと弱い感じがあるので紅ショウガの天ぷら
とか合うかもしれません。


さて二日目。
酸味の角が取れた感じがありますが、全体的な風味は
濃くなったようです。

二日目のおつまみはサバのおろしポン酢。
まずサバから。うーん、美味しいですがクセはありますね。
ではサバの後にお酒を追加します。
何食わぬ顔でサラリと上書きです。
なかなかに強力なお酒です。


ここ最近、辛口が多い気がしますね。
狙った訳ではないのですが。

直近の春鹿、祐村と比較しても今回の墨廼江は強く感じました。
単体だと多少苦みがあるもののスマートなのですが、相手
(つまみ)があるといきなりマウントポジションをとって
ボコボコ殴りだすそんな牙のあるお酒です。
コメント
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