呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

竹の園~ごえん~ きもと純米生原酒

2024-04-14 | お酒
今回の一本は竹の園





竹の園~ごえん~ きもと純米生原酒です。

竹の園は佐賀県の矢野酒造株式会社さんのお酒です。
https://yanoshuzo.base.ec/


開封
フルーティーさとは違った濃い香りが鼻に突進
してきます。今回は生酛なのでそれっぽい香りですね。
色はガラスの酒器に注いでそこそこしっかりと
分かるレベルの黄色です。

では頂きます。
おー、酸っぱい。良い感じに鋭い酸味が抜けます。
甘味はほぼ感じられず、やや印象に残る苦みが後を
追います。
また開封時に感じた生酛由来風の草っぽい香りも
口腔に広がります。

ここ最近飲んだお酒では杉勇の生酛に近いです。
向こうも爽快に抜ける酸味の効いたお酒でしたが、
今回の竹の園の方は酸味こそ若干弱めですが爽快感は
上です。4月製造なので若々しさが強いですね。

日本酒度でいうと+2よりやや下かなという感じ。
と書いてからラベルに記述がある事に気づきました。
日本酒度は+1.5だそうです。ふむふむ、中々悪くない
判定ですね。と自画自賛します。
生酛の強い香り、酸味を伴いつつ新酒のフレッシュ感を
纏った飲みやすく良いお酒です。

初日のおつまみは某コンビニ製の塩レモン唐揚げ棒。
大量生産且つ揚げ方もマニュアル化されているはずなのに
店舗によって味が異なるのは謎ですね。
今回の品は衣が固いです。
それでもほんのりとレモンの香りがするのは良いですね。
で、今回のお酒と合わせるとレモンの香りがすっかり
消え去りました。生酛の酸味の前では無力です。
味的には悪くないのでレモン風味が選択ミスですね。


さて二日目
味の傾向は変わらず。強い酸味のある生酛風味です。

二日目のおつまみはサバの塩焼き。
魚の塩焼きに柑橘系の果物を合わせる事があるように
強い酸味が魚に合います。


という訳で竹の園でした。
生酛ではありますが中々飲みやすい一本でした。
生酛ならではの酸味の強さがあるのでその点を踏まえた上で
飲まなければなりませんが、それでもフレッシュ感と
アルコール度14度という若干低めなのが飲みやすさを推します。

過去の記録を遡ると前に飲んだ佐賀のお酒、肥前 蔵心が
同じ矢野酒造さんのお酒でした。
今更ながら竹の園という銘柄を聞いたことがあるなと思ったら
パンダラベルのお酒でしたか。パンダラベルのお酒は何度か
見た事があります。なるほど納得。
次はパンダラベルでも探しましょうかね。

コメント
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