PCが描く奇妙な画像集(数学的万華鏡と生物形態等の世界)

・インタープリタBASICによるフラクタルとカオスの奇妙な画集。

298 Z^2マンデルブロ集合におけるブッダブロ点列について(その3)

2014-07-22 14:49:44 | Z^2マンデルブロー集合
Z^2マンデルブロ集合の『尻』部分の画像と、その画像作成プログラムを下に再掲する。





問題は、上のプログラムの始点入力の与え方が、点列集合画像の始点入力の与え方との若干の差にありそうだ、と先に記事に書いた。そこで、始点の与え方を両プログラムで全く同一にした。
下図が点列表示プログラムである。



上のプログラム結果は下図であるが、始点入力の与え方を変えないときの画像と全く同じ結果となった。『マンデルブロ画像の始点にブッダブロ点列の始点がある』という問題の理由は始点の与え方ではなかった。





そもそも問題は、『この記事の一番上のマンデルプロ画像の座標点が、『尻』画像プログラムの巡回ループ貫通するのに、その同一座標の点が、『点列表示』プログラムの巡回ループを脱出する』ということであった。

さて、次に問題となってくるのは脱出条件、
『Q=X^2+Y^2
IF Q>2 THEN ***』
である。BASIC/98では、特に指定しない変数は倍精度実数型で処理する仕様になっている。

ここらあたりが、両プログラムで、異なって結果を生じさせている・・・ということも考えられる。果たしてそうだろうか?

果たして問題はそこまで発展するのだろうか。混迷は深み始めた。


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