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第3項
平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊 19
2001年12月、
空中給油機ボーイング KC-767空中給油・輸送機
の導入が決定された。
空中給油機は1990年代初頭から導入が検討されていたが、
大蔵省の反対、
自民党左派、公明党、社会党、共産党など左派政党・左派政治家の反対、
左翼マス・メディアの反対
があり導入には至らなかった。
その後、
戦闘機の削減
と
引き換え
に
空中給油機の導入
が
総理大臣の主宰する防衛問題の懇談会で提言されたが、
大蔵省の反対、
左派政党・左派政治家の反対、
左翼マス・メディアの反対
があり、
戦闘機は削減された
が
空中給油機は導入とはならなかった。
1990年代末期になり、
空中給油機が航空戦力のスタンダードとなり
空中給油機の配備を決定する国が増加し、
日本でもようやく空中給油機導入の機運が整った。
2001年12月
に
ボーイング KC-767 空中給油・輸送機の採用を決定し、
2008年2月29日
に
1号機が引き渡された。
これによって滞空時間が大幅に伸び、作戦の高度化が可能になる。また、離着陸回数が減るため基地周辺の騒音防止につながる。
空中給油・輸送機は愛知県小牧基地の第404飛行隊に配備された。