日本の国家安全保障2000年代
マス・メディアにおける論議
朝日新聞 2002年の主張 1
2002年1月30日朝刊の社説
で、
「同盟を吟味する時だ 英米と日米」
と題し、
「英国ほどの距離感を日本は保てるのか。米国に直言する気概のないまま英米のような緊密な軍事協力関係が将来のお手本だというのなら、願い下げである。」、
「どんな同盟にも寿命がある。帝国主義時代や冷戦期とは異なる新たなる脅威への対応に、2国間同盟はどこまで有効か。くもりのない目で吟味すべきだ。だからといって、日本が日米安保や専守防衛の枠組みを離れ、自主防衛に踏み出すことは賢明な選択ではあるまい。より普遍的な集団安保の仕組みを考えたい。」
と
主張している。
2002年4月28日朝刊の社説
で、
「米国にもの申してこそ 独立50年」
と題し、
「一歩一歩深まる日米の防衛協力。ソ連が崩壊したとはいえ、東アジアを含む不安な国際情勢にあって、安保条約を維持する価値はある。もちろんそれはアジアの安定のためであり、日本国民の安心のためでなければならない。だが、もし米国自身が世界の安心を、安定を乱す存在になってしまったらどうなのか。」
と
主張している。
たいした主張ではない。
書くことがなかったから書いた程度である。