田中大介ブログ2

関西大学卒業
杏林大学大学院修了
日本の国家安全保障とメディアを研究
田久保忠衛・元時事通信ワシントン支局長に師事

海上自衛隊と近代化6

2020-10-19 19:17:17 | 安全保障

2003年にたかなみ級汎用護衛艦(1番艦DD-110 たかなみ)が就役した。

 

船体はむらさめ級汎用護衛艦に似ているが、細かいところでステルス性が徹底されている。

 

基準排水量4650トン、

 

満載排水量6300トン、

 

ガス・タービン推進。

 

兵装は

 

OTOメララ 127mm単装砲1門、

 

Mk41垂直発射システム32セル

Mk46魚雷搭載対戦ロケットRUM-139A垂直発射アスロック16セル16発、

RIM-162発展型シー・スパロー・ミサイル短距離艦対空ミサイル16セル最大64発、

 

Mk15ファランクス20mmバルカン近接防御武器システム2基、

 

Mk46魚雷搭載HOS-302 68式3連装短魚雷発射管2基、

 

90式艦対艦ミサイル(SSM-1)8発

 

である。

 

 

 

射撃統制装置はFCS-2-31射撃統制装置、

 

対空レーダーはOPS-24B対空三次元レーダー、

 

対水上レーダーはOPS-28D対水上レーダー、

 

航海レーダーはOPS-20航海レーダー、

 

ソナーはOQS-5ソナー、OQR-2ソナー、OQR-2曳航ソナーである。

 

戦術情報処理システムはOYQ-9戦術情報処理システム、

 

電子戦システムはNOLQ-2電子戦装置、

 

戦術データ・リンクはLINK16である。

 

搭載航空機はSH-60K哨戒ヘリコプター2機である。

 

たかなみ級汎用護衛艦は2006年までに5隻が就役した。


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