2003年にたかなみ級汎用護衛艦(1番艦DD-110 たかなみ)が就役した。
船体はむらさめ級汎用護衛艦に似ているが、細かいところでステルス性が徹底されている。
基準排水量4650トン、
満載排水量6300トン、
ガス・タービン推進。
兵装は
OTOメララ 127mm単装砲1門、
Mk41垂直発射システム32セル
Mk46魚雷搭載対戦ロケットRUM-139A垂直発射アスロック16セル16発、
RIM-162発展型シー・スパロー・ミサイル短距離艦対空ミサイル16セル最大64発、
Mk15ファランクス20mmバルカン近接防御武器システム2基、
Mk46魚雷搭載HOS-302 68式3連装短魚雷発射管2基、
90式艦対艦ミサイル(SSM-1)8発
である。
射撃統制装置はFCS-2-31射撃統制装置、
対空レーダーはOPS-24B対空三次元レーダー、
対水上レーダーはOPS-28D対水上レーダー、
航海レーダーはOPS-20航海レーダー、
ソナーはOQS-5ソナー、OQR-2ソナー、OQR-2曳航ソナーである。
戦術情報処理システムはOYQ-9戦術情報処理システム、
電子戦システムはNOLQ-2電子戦装置、
戦術データ・リンクはLINK16である。
搭載航空機はSH-60K哨戒ヘリコプター2機である。
たかなみ級汎用護衛艦は2006年までに5隻が就役した。