
ワーナー・コミュニケーションズ・カンパニー
ジョージ・タナ―
は
東野組組長・東野
に
謝りに行く。
東野
は
「金を払ったのに銃は来ない、組員は殺される、しめしがつかん!」
と
怒っている。
東野
は
ジョージ・タナ―
に
「本当のことを言え!」
と
言う。
ジョージ・タナ―
は
「借金で首が回らず、銀行は返済を迫る、銃の代金で先物取引に手を出し一発逆転を狙ったが失敗、金は全く無くなった。」
と
白状する。
東野
は、
ハリー・キルマーはいろいろ知り過ぎている
と言う。
東野
は
ジョージ・タナ―
に
決断を迫る。
ダスティ
は
田中花子
と
仲良くなる。
ダスティ
は
小指の無い男を見た
と
田中花子に言う。
田中花子は「それはヤクザ」
だと言う。
ヤクザは、
失敗をしでかす、掟を破る、
と
刃物で小指を切り落とし、
謝罪の意を込めて
親分に小指を差し出す、
と教える。
ハリー・キルマーは田中健と会う。
ハリー・キルマー
は
田中英子、田中花子を東京から出し
危害が加えられないようにしてくれ
と
田中健に頼む。
田中健
は
田中英子のことになると様子が変になる。
ハリー・キルマー
が
田中健と田中英子の関係がおかしいと指摘する
と、
田中健
は
「ここは日本だ」
と
言い逃れをする。
ハリー・キルマー
は
「日本でもおかしい」
と
指摘する。
田中健
は
「身内のことはほっといてくれ!」
と
機嫌を悪くする。
田中健
が
トイレに行く
と
ヤクザ(汐路章)がやってくる。
ヤクザ
は
「ハリー・キルマーを殺すと金がもらえる」
と
言う。
田中健
が
「奴は身内だ!」
と
言うと
ヤクザ
は
「あいつは毛唐だぞ!」
と
叫ぶ。
それでも田中健
は
「奴は身内だ!」
と
断言する。
ヤクザ
は
「あんたを殺しても金は貰える。でも俺たちはあのアメ公だけでじゅうぶんなんだ!」
と
言ってくる。
ハリー・キルマー
と
ダスティ
は
公衆浴場へ行く。
大浴場
に
浸かる
ハリー・キルマー
と
ダスティ。
ダスティ
は
「我々は刀を押し日本人は刀を引く
のこぎりも我々はのこぎりを押し日本人はのこぎりを引く。
発狂すると我々は拳銃を持って外に出るが日本人は引きこもる。
全く逆だ。」
と
言う。
ハリー・キルマー
が
刃物で襲われる。
逆襲するハリー・キルマー。
ヒットマン
は
「タナーさんに頼まれた」
と言い
死んだ
友人ジョージ・タナ―
に
裏切られ
落ち込むハリー・キルマー。
慰める田中英子。
抱き合う二人
を
複雑な表情で見つめる田中健。
ダスティ
が
本当のことを言い出す。
ダスティ
は
ジョージ・タナ―
に
ハリー・キルマーと田中健の監視
を
言い渡されていた。
ダスティ
は
ハリー・キルマーと田中健の力になりたいと言い出す。
オリヴァーの家でくつろぐダスティ、田中英子、田中花子。
オリヴァーの家を強襲するヤクザ集団。
スキンヘッドの頭部に蜘蛛の刺青をした男(郷鍈治)が率いるヤクザ集団。
ヤクザ
は
田中英子を人質にする。
ダスティ
は
拳銃を捨てる。
隙をついて
ヤクザに逆襲する
ダスティ。
しかしダスティは刀で腹を刺される。
オリヴァーは自分の家で殺し合いが始まり
自慢の和風インテリア家屋を破壊され
「やめてくれ!」
と
叫び続ける。
ダスティは死んだ。
田中花子も死んでいた。
ハリー・キルマー
と
田中健
は、
田中健の兄の元へ行く。
田中健
は
「東野を殺す」
と
言う。
ハリー・キルマー
は
「ジョージ・タナ―は自分が殺す」
と
言う。
田中健の兄
は
武器は自分が用意する
と
言った。
田中健の兄
は、
「自分に反抗し、ぐれて敵対組織・東野組に入った不肖の息子の田中四郎(郷鍈治)だけは助けてやって欲しい」
と
言う。
田中健の兄
は
「息子の田中四郎はスキンヘッドで、頭部に蜘蛛の刺青を入れている。見逃してやってほしい。」
と
言う。
田中健
は
「自分の命に代えても死なすようなことはしません。」
と
断言する。
ショットガン
を
武器庫から出す
ハリー・キルマー。
田中健の兄
は
「言うことがある。」
と
言い出す。
田中健の兄
は
「田中健と田中英子は夫婦で、1951年に戦場から復員してきてハリー・キルマーと田中英子が結婚寸前で田中健は激怒した。」
と
言い出す。
ハリー・キルマー
は
「花子は田中健の娘か・・・」
と
言い、
悲しみにくれる。
ハリー・キルマー
は
ジョージ・タナ―の東京オフィス
に
向かう。
ハリー・キルマー
は
「ジョージ・タナ―に呼ばれた」
と
言い、
ジョージ・タナ―の東京オフィスに入る。
ハリー・キルマー
は
ジョージ・タナ―の東京オフィスに入るなり拳銃を取り出し
ジョージ・タナ―の用心棒を殺していく。
ハリー・キルマー
は
ジョージ・タナ―を見つけ拳銃で殺す。
刀を見つめる田中健。
ハリー・キルマー
は
田中健
に
「君といっしょに東野組に行く。」
と
言う。
田中健
は
「嬉しいが来なくていい。無意味なことはするな。」
と
ハリー・キルマーに言う。
ハリー・キルマー
は
「無意味でもする。ほかに道は無い。ジョージ・タナ―を殺した。」
と
言う。
ハリー・キルマー
と
田中健
は
ヤクザ東野組組長・東野の邸宅
を
襲撃する。
東野の周り
には
組員が19人いて、
別の部屋には組員がもっといる。
ハリー・キルマー
は
右手にショットガン、左手に拳銃、
田中健
は
刀、
で邸宅に乗り込む。
ハリー・キルマー
は
次々とヤクザを殺していく。
田中健
は
東野を刀で斬ろうとする
が
東野も反撃する。
しかし東野は背中を斬られ死亡する。
東野を殺した田中健を包囲するヤクザ。
田中健
は
「用のあるのは東野だけだ。」
と
無駄な殺生をする気は無い。
しかしヤクザは田中健を襲う。
ハリー・キルマーも生き残ったヤクザをショットガンで殺していく。
田中健は刀でヤクザ十数人を殺した。
さらに帽子をかぶったヤクザが現れる。
帽子をかぶったヤクザは田中健に戦いを挑む。
田中健は帽子をかぶったヤクザを追い詰める。
帽子をかぶったヤクザの帽子が落ち、スキンヘッドの頭部に蜘蛛の刺青が見える。
田中花子を殺したヤクザで、
田中健の兄の不肖の息子だった。
田中健の兄
に
「見逃してやってくれ」
と
言われていたが、
田中花子が殺されたことを思い出す
田中健。
田中健
は
甥/兄の息子の四郎を殺す。
ハリー・キルマーと田中健は帰ろうとする。
加藤が現れる。
東野の死体を見た加藤
は、
東野の刀を持ち田中健に戦いを挑む。
加藤が殺されるのを見届けた
ハリー・キルマー、
疲れ果てハリー・キルマー
は
ぐったりしてと倒れこむ。
田中健の兄の邸宅に行く
ハリー・キルマー
と
田中健。
田中健
は
兄の見逃がしてやってくれという頼みを無視して甥・四郎
を
殺した責任をとって
ドスで指を詰める。
小指が切断されるのを見た
ハリー・キルマー、つらい表情。
田中健
は
切断した小指
を
兄に差し出す。
田中健と田中英子
は
兄妹ではなく
夫婦だった。
田中健は死んだ
と
伝えられていたので
ハリー・キルマーは英子とつきあったのだが、
ハリー・キルマー
は
自分のせいで田中健の人生を狂わしたこと
を
後悔した。
田中健の娘・田中花子も亡くしたことも
ハリー・キルマーのせいだった。
ハリー・キルマーは責任を感じた。
ハリー・キルマーは田中健の過去も現在も未来もめちゃくちゃに壊してしまった。
空港に行くはずだったが
東京都心に戻るハリー・キルマー。
田中健のホテルに戻った
ハリー・キルマー。
ハリー・キルマー
は
ドスで自分の指を詰める。
ハリー・キルマー
は
切断された小指
を
「おわびの印にどうぞ」
と
日本語で言い
田中健
に
差し出す。
ハリー・キルマー
は
反省と責任を形であらわし謝罪した
田中健
は
「私にとってこれ以上の友情はありません。」
と
言う。
ハリー・キルマー
も
日本語
で
「私にとってこれ以上の友情はありません。」
と
言う。
田中健
に
許してもらい
顔を伏せて泣く
ハリー・キルマー。
手に包帯を巻いた二人が空港にいる。
ハリー・キルマー
は
パンアメリカン航空ボーイング707
の
ドアの前に立つ。
深く頭を下げる
ハリー・キルマー。
田中健も頭を下げる。
何とも言えない表情で見つめる
田中健。
ハリー・キルマーと田中健は戦争に人生を狂わされたもの同志の友情を育み、ハリー・キルマーはアメリカに帰る。