国家安全保障 マス・メディアにおける論議 1990年代
オピニオン・リーダーたちの安全保障論 1990年代
坂井定雄・龍谷大学法学部教授の主張
坂井定雄・龍谷大学法学部教授は
1999年9月11日の
朝日新聞「論壇」において、
「TMD(戦域ミサイル防衛)より多国間安保急げ」
と題し、
「軍事力による威圧をやめて、
東北アジアの多国間安保体制、非核地帯条約を構築する。
軍事に頼らない努力の積み重ねによって、
北朝鮮の『危険』を解消できる。」
と、している。
北朝鮮による軍事的威圧を無視する坂井定雄・龍谷大学法学部教授。
防衛的なTMD(戦域ミサイル防衛)を軍事力による威圧ととらえる坂井定雄・龍谷大学法学部教授。
北朝鮮の危険は非軍事の努力だけでは解消できない。
軍事に頼らないという非現実。