1976年のミグ25戦闘機亡命事件では
マクドネル・ダグラスF-4EJ戦闘機はルックダウン(下方監視)能力が無いためミグ25戦闘機を見失い、地上のレーダーもミグ25戦闘機を見失った。
そのため防衛庁と航空自衛隊は、アメリカ海軍のグラマンE-2Cホークアイ早期警戒機、アメリカ空軍のボーイングE-3Aセントリー空中警戒管制システム機の導入を検討した。
航空自衛隊は、アメリカ空軍が採用している大型で性能が高いE-3Aセントリー空中警戒管制システム機の導入を希望したが、
かなり高額であったためグラマンE-2Cホークアイ早期警戒機の採用になった。
海軍機のグラマンE-2Cホークアイ早期警戒機は空軍、航空自衛隊が使用するにはアメリカ海軍のシステムを航空自衛隊のシステムに替える技術的問題や、空母での使用が前提のため無駄に頑丈で主翼折り畳み機構があるなど無駄があった。
画像は航空自衛隊HPより