「てんごくのおとうちゃん」 長谷川義史:作・絵 講談社の創作絵本
描くに時あり、書くに時あり子供の頃、「母の日」「父の日」が嫌いだった。ごく身近に、親を亡くした友がいたからだ。その日が来るたび、「あの子は今、どんな気持ちだろう?」と気をもんだ。「...
「くじらクンがでたぞ!」 古川タク:作・絵 教育画劇
「くじらクン」を見よ!「ユーモアえほん」と銘打ってある。見開き11頁で、文章もとても短い...
「ラチとらいおん」 マレーク・ベロニカ:作 とくながやすもと:訳 福音館書店
いつも一緒にいてくれる「神」 いつも一緒にいてくれて、必要なアドバイスをくれて、難局を切り抜けさせてくれる。この小さなライオンのおかげで、主人公ラチは、とうとう友達を助けられるま...
「ぼうし」 せがわやすお:作 福音館書店
「ぼうし」の下での時間小学生の頃に好きだったファンタジー物語の中では、「ぼうし」が魔法の力をくれる道具だった。その特別な帽子をかぶっている間は、不思議な力が発揮できる、という話だっ...
「ねえ、どれが いい?」 ジョン・バーニンガム:作 まつかわ まゆみ:訳 評論社
「どっちがマシ?」討論会 先日、「ペットで飼育されていた体長3mのニシキヘビが逃亡、行方不明」というニュースが世間を騒がせた。と言うか、我が家は大いに騒いだ。「ひぇー、こ、こわすぎ...
「ありこのおつかい」 いしいももこ:作 なかがわそうや:絵 福音館書店
救世主に出会うまでキリスト教というと、何となく、禁止事項が多い不自由な宗教、と思われてますよね(笑)。「日曜日に、仕事や遊びをしてはならない(=教会に行かねばならない。)」「人に意...
しごとをとりかえただんなさん ノルウェーの昔話 ウィリアム・ウィースナ―・え あきの しょういちろう・訳 童話館出版
本当のワーク・シェアたとえば、夜、疲れ果てて帰ってくる家人のために、夕食を整えて、待つ...
「おじいさんならできる」 フィービ・ギルマン:作・絵 芦田ルリ:訳 福音館書店
格好のユダヤ教入門書 ―「何もないのに、生まれたよ!」表紙絵をご覧ください。黒くて長いコートを着て、黒い山高帽をかぶり、もみあげから長いヒゲをのばしているおじいさん。これは明らかに...
「フレデリック ちょっとかわったのねずみのはなし」 レオ・レオニ:作 谷川俊太郎:訳 好学社
フレデリックのしたこともう、ン十年前になるが、私の大学時代。文学のゼミで、担当教授がこ...
「とんとん とめてくださいな」 こいでたん:文 こいでやすこ:絵 福音館書店
もしもある晩、見知らぬ人たちが「とんとん」とノックして来て、「一晩、泊めてくださいな」...