質問者：ハイル禅師 一人殺めるのも二人殺めるのも
同じという人がいますが 本当はどうなのでしょうか？
私：罪を重ねるのは当然ながら同じはないが
人間は自分の悪事を正当化する事で
さらに罪を上乗せする性癖を持つ傾向が
多く見受けられます
例えば自分達に正義があると大義名分を掲げて
弾圧や粛清を行うなどだが歴史を顧みても
民族浄化には必ず口実と大義名分が存在している
さらにキリスト教十字軍のイスラム教徒への迫害も
同様であり正しい神の宗教による布教と称して
他宗を異教徒と断罪して侵略の口実に掲げている
ことが多かった
また善行も悪行も厳密には徳と劫になりますが
例えば神社に千円を寄付すると１功数とすれば
百円寄付すれば０・１功数 十円寄付すれば０・０１功数
というように非常に細かく天に採点されております
悪行も同様であり一人を殺めれば１０００劫数
二人殺めれば２０００劫数という形であり
こちらも非常に細かく天に採点されている
人間は罪の大小に関わらず劫数を持っているが
劫数も功数とは別々に立て分けされており
必ずプラス・マイナスの両方を有しております
これらの厳格な点数査定により来世の容姿・境遇・運勢
などが生誕時の星の影響として決定されるのであります