2021年8月2日、日本から第三国への亡命を希望していたツィマノウスカヤ選手は、ポーランドの人道ビザを発給されました。
明日にでもポーランドに入国して、政治亡命をすると思います。
羽田空港で保護されたツィマノウスカヤ選手は、結局東京のポーランド大使館で保護されました。(だからポーランドにいる野党幹部のラトゥシコ氏は情報が入ってくるわけですね。)
本人はオーストリアかドイツに亡命を希望しており、その後チェコ政府とスロベニア政府が受け入れを公表しましたが、結局同じく名乗りを上げたポーランドが大使館で保護、すぐにビザも発給しましたね。ポーランド政府は以前から、ベラルーシ反政府派に対するビザ発給の手続きを大幅に緩和、すぐに手続きが取れるようにしていました。
ポーランドに行くことにしたのは、おそらくベラルーシを出国しようとしていると思われる家族と合流しやすいからでしょう。
オーストリアやチェコより、隣国ポーランドのほうが距離的に、家族と再会しやすいからでしょう。
さらにポーランドから競技できる環境を求めて、また別の国に移動する可能性もあります。
ポーランド大使館に保護されたら、言論の自由があるわけですからね、マスコミのインタビューにツィマノウスカヤ選手は答える形でベラルーシ政府の発表に反論しています。
ベラルーシ国営テレビの報道では、ツィマノウスカヤ選手の出場を取り消したのは、チームドクターの診断、精神状態が不安定であることを考慮して、チーム陣が決めたことになっていますが、
「私を診察したドクターなんていない。」
と反論しています。
さらに前から予定していた女子200メートル走に出場するつもりであったことも、話しています。無理やり出場を取り消されたようですね。
さらにツィマノウスカヤ選手は昨年の大統領選挙について、批判的な意見を述べており、つまり以前から反政府派だったことも明らかになりました。
東京五輪ベラルーシチームの中に、反政府派の選手が7人含まれているとのことでしたが、そのうちの1人がツィマノウスカヤ選手だったかどうかははっきりしません。
しかし、出発前から「要注意選手」としてマークされていたようです。ということはやっぱり上記の7人の選手の1人だったのかなと思います。
ツィマノウスカヤ選手は「帰国したら、刑務所に入れられる。」「自分も家族のことも心配。」「チームのメンバーから外されたり、職場を解雇させられることは怖くない。」とも話しています。
だったら、SNSでトレーナー批判なんかしなければよかったんだよ、という意見もありますが、トレーナー批判は、政治に関する発言ではありません。
ここのところが、言論の自由がないと言われるゆえんです。
パラリンピック出場経験者のS夫によると、選手からするとトレーナーは絶対、神、言うことを絶対に聞かないとだめな存在だそうです。オリンピックが始まったら終わるまでの間、トレーナーのことを批判したり、言うことを聞かないなどはありえない話で、出場を取り消されるのは当たり前、だそうです。
確かにそうなのかもしれませんが、他の3選手のドーピング管理ができなかったという非常にどんくさいミスを、その神のごときトレーナーがしでかしてしまい、その穴埋めのために、全く練習したことのない種目にいきなり出ろと強要され、これに出ないのなら、本来出場する予定の種目も出るなと言われたら、オリンピックのために何年も必死で練習してきた努力も無視されるということですよ。
無意味にトレーナーのことを批判したわけではありません。それなのに逆に政治にからめて、ツィマノウスカヤ選手を非国民のレッテルを貼るべく、国営テレビ局が宣伝しまくっているわけです。
私の予想ですが、3日前に大統領自らが、「どうしていまだにメダルがゼロなのか。」とベラルーシチームに対する不満を噴出させ、プレッシャーをかけていたので、ツィマノウスカヤ選手は、練習したこともない競技に出て、メダルを取れる自信も可能性もゼロだと思ったのでしょう。
走る前から結果が分かっていて、試合後は相当な処分を受けるのではないかと萎縮してしまったのではないでしょうか。なので、メダルを取れなくても私のせいではないわよ、無茶振りしてきたトレーナーの責任ですよ、ということを証明しておきたかった。だから、証拠としての動画を自撮りして、ネットにつながっている今のうちに投稿してしまおう・・・という行動に出たのではないでしょうか。
大統領が、五輪選手にプレッシャーをかける発言(ある意味においては、激励鼓舞、喝を入れて、選手の気持ちを上げようとしたのかもしれません。あの大統領らしい励まし方という見方もありますよ。)の翌日、ベラルーシの自転車競技の代表選手が、ロシア語媒体のメディアのインタビューに答えて、
「もう五輪が始まる前から、こうなることが分かっていた。今回はベラルーシが得られるメダルは3個ぐらいだと思う。大統領が今いろいろ言っても、問題は前から存在していた。今更急に改善できない。」
とはっきり言ったのです。
「はい、大統領の期待に添えるよう、気持ちを切り替えてメダルを狙いに行きます!」というようなことを、今まさに出場中の選手がまるで言わないのです。あきらめきっているし、これも批判の言葉ですよ。でもこの選手は、「だったら、スポーツ選手として失格だ。もう出場しなくていい。荷物をまとめて帰れ。」とは言われていないし、チーム・ドクターも「この人、精神状態おかしいですよ。」とも言わないし、羽田空港へ引きずられていくこともなかったです。
もっとも帰国してから、処分を受ける可能性はありますね。
私もこの選手は、「もうメダル取れないことが分かっているけど、私のせいではないですよ。」ということを前もって証明しておきたかったので、メディアからのインタビューにも、はいはいと応じて、「メダルを取れない理由は前からあったんです。」と言っておこうとしたのだと思います。保身のための作戦の一つですね。
それから、ベラルーシに残されているツィマノウスカヤ選手の家族の安全は? と心配してくれている日本人が多くて、みなさん優しいなあと思うのですが、(ツィマノウスカヤ選手の夫はすでにウクライナに出国。近いポーランドで無事再会できるでしょう。夫さんはスポーツマッサージ師で、ツィマノウスカヤ選手を支えてくれているスポーツトレーナー。)
私としては、このチーム陣もどうなるのかなあと思います。
まず、陸上3選手のドーピングをちゃんと管理していなかったトレーナーは厳しい処分を受けるでしょう。
それから羽田空港まで連れて行ったのに、帰国の便に搭乗させる前にツィマノウスカヤ選手に逃げられてしまった「3人の屈強な男たち」も帰国後、大失態であると厳しく処分されるでしょう。
この3人の男性は、ベラルーシ五輪チーム代表団メンバーという肩書がついています。しかし、これは選手たちのお目付け役なのです。
ベラルーシからついてきて、選手が外国(日本)でベラルーシの政府を批判する発言やプロパガンダ、スローガンを叫ばないか、チェックする役割です。選手たちは出発前に、そんなことしません、試合に集中しますと一筆書かされているので、日本でちょっとでもそれに違反する言動をしたら、このお目付け役がすぐにチェック。記録を残し、その場で処分を下し(例えばチーム内部で出場取り消し)帰国させるべく、移動手段を手配する・・・などの仕事をする担当者です。
こんな人達が東京にいる間、そばに張り付いている状況での五輪出場・・・。
ツィマノウスカヤ選手がSNSでトレーナー批判動画を流したら、すぐにばれるに決まっていますね。
それなのに帰国させることに失敗したこの3人の担当者たち、今頃どんな気持ちでいるでしょう。今度は自分たちが厳しく叱責されるので、国に帰りたくない・・・と思っているかもしれません。羽田空港からはいつの間にか姿を消していたらしいし。
チーム陣も、やばい叱られると思って、あわてて「ドクターがツィマノウスカヤ選手の精神状態がおかしいという診断を下しました。」と言い訳を考えたのかもしれません。だから、ツィマノウスカヤ選手は「私を診察したドクターなんていない。」と言っているのです。
チーム陣は、ツィマノウスカヤ選手を狂人扱いにしておけば、自分たちの責任も軽くなるかも、とそれを期待している可能性もあります。
ともかく、今ツィマノウスカヤ選手が帰国したら、刑務所に入れられなくても、チーム陣の証言により精神病院に入院させられるでしょう。
チーム陣も、自分たちが処罰を受ける苦しみと、ツィマノウスカヤ選手1人が入院させられる苦しみとどっちを選びますかとなったら、当然自分たちのことを優先する心理状態になっていると思いますよ。
これからツィマノウスカヤ選手の受け入れを表明した国とベラルーシの関係が一段と悪化しそうです。でもすでに悪くなってるから、どうでもいいのでしょうね。IOCもケアすることを表明。ベラルーシ政府は文句をIOCに言うでしょうが、もう前から関係がおかしくなっていたから、今更・・・になっているのでしょう。
ツィマノウスカヤ選手に強制帰国させようとしているコーチとのやり取りが、音声ファイルとして流出しました。
ベラルーシの陸上関係者が、日本のメディアに提供したとされています。ツィマノウスカヤ選手もこれは自分の声です、と証言しています。
無理やり帰国するよう言われて、「このまま帰って、練習を続ける意欲が私に残るとコーチは思ってるんですか。」と涙声のツィマノウスカヤ選手に対してコーチは、「残らないわけないだろう。(ベラルーシで練習を続けたらいい。)(今200メートル走に出ても)何にもならない。何にも。」
さらに「(コーチの指示に従って帰国すれば)『生きながらえたのに、馬鹿な女だな。』って、ベラルーシ国民から言われるよ。」と鼻先で笑いながら、ツィマノウスカヤ選手を説得。そして、
「(帰国しないことで)何を誰に証明したいんだ?」
「何も証明なんかしたくない。ただ私は(200メートル走を)走りたいだけ。なんで証明するとかの話になるんですか? 」
というやりとりが録音されていました。
誰かが隠し撮りしていたのでしょうか。
音声提供した匿名のベラルーシの陸上関係者が誰なのか気になります。身元がばれたら、この人も帰国後処分を受けますよ。
明日にでもポーランドに入国して、政治亡命をすると思います。
羽田空港で保護されたツィマノウスカヤ選手は、結局東京のポーランド大使館で保護されました。(だからポーランドにいる野党幹部のラトゥシコ氏は情報が入ってくるわけですね。)
本人はオーストリアかドイツに亡命を希望しており、その後チェコ政府とスロベニア政府が受け入れを公表しましたが、結局同じく名乗りを上げたポーランドが大使館で保護、すぐにビザも発給しましたね。ポーランド政府は以前から、ベラルーシ反政府派に対するビザ発給の手続きを大幅に緩和、すぐに手続きが取れるようにしていました。
ポーランドに行くことにしたのは、おそらくベラルーシを出国しようとしていると思われる家族と合流しやすいからでしょう。
オーストリアやチェコより、隣国ポーランドのほうが距離的に、家族と再会しやすいからでしょう。
さらにポーランドから競技できる環境を求めて、また別の国に移動する可能性もあります。
ポーランド大使館に保護されたら、言論の自由があるわけですからね、マスコミのインタビューにツィマノウスカヤ選手は答える形でベラルーシ政府の発表に反論しています。
ベラルーシ国営テレビの報道では、ツィマノウスカヤ選手の出場を取り消したのは、チームドクターの診断、精神状態が不安定であることを考慮して、チーム陣が決めたことになっていますが、
「私を診察したドクターなんていない。」
と反論しています。
さらに前から予定していた女子200メートル走に出場するつもりであったことも、話しています。無理やり出場を取り消されたようですね。
さらにツィマノウスカヤ選手は昨年の大統領選挙について、批判的な意見を述べており、つまり以前から反政府派だったことも明らかになりました。
東京五輪ベラルーシチームの中に、反政府派の選手が7人含まれているとのことでしたが、そのうちの1人がツィマノウスカヤ選手だったかどうかははっきりしません。
しかし、出発前から「要注意選手」としてマークされていたようです。ということはやっぱり上記の7人の選手の1人だったのかなと思います。
ツィマノウスカヤ選手は「帰国したら、刑務所に入れられる。」「自分も家族のことも心配。」「チームのメンバーから外されたり、職場を解雇させられることは怖くない。」とも話しています。
だったら、SNSでトレーナー批判なんかしなければよかったんだよ、という意見もありますが、トレーナー批判は、政治に関する発言ではありません。
ここのところが、言論の自由がないと言われるゆえんです。
パラリンピック出場経験者のS夫によると、選手からするとトレーナーは絶対、神、言うことを絶対に聞かないとだめな存在だそうです。オリンピックが始まったら終わるまでの間、トレーナーのことを批判したり、言うことを聞かないなどはありえない話で、出場を取り消されるのは当たり前、だそうです。
確かにそうなのかもしれませんが、他の3選手のドーピング管理ができなかったという非常にどんくさいミスを、その神のごときトレーナーがしでかしてしまい、その穴埋めのために、全く練習したことのない種目にいきなり出ろと強要され、これに出ないのなら、本来出場する予定の種目も出るなと言われたら、オリンピックのために何年も必死で練習してきた努力も無視されるということですよ。
無意味にトレーナーのことを批判したわけではありません。それなのに逆に政治にからめて、ツィマノウスカヤ選手を非国民のレッテルを貼るべく、国営テレビ局が宣伝しまくっているわけです。
私の予想ですが、3日前に大統領自らが、「どうしていまだにメダルがゼロなのか。」とベラルーシチームに対する不満を噴出させ、プレッシャーをかけていたので、ツィマノウスカヤ選手は、練習したこともない競技に出て、メダルを取れる自信も可能性もゼロだと思ったのでしょう。
走る前から結果が分かっていて、試合後は相当な処分を受けるのではないかと萎縮してしまったのではないでしょうか。なので、メダルを取れなくても私のせいではないわよ、無茶振りしてきたトレーナーの責任ですよ、ということを証明しておきたかった。だから、証拠としての動画を自撮りして、ネットにつながっている今のうちに投稿してしまおう・・・という行動に出たのではないでしょうか。
大統領が、五輪選手にプレッシャーをかける発言(ある意味においては、激励鼓舞、喝を入れて、選手の気持ちを上げようとしたのかもしれません。あの大統領らしい励まし方という見方もありますよ。)の翌日、ベラルーシの自転車競技の代表選手が、ロシア語媒体のメディアのインタビューに答えて、
「もう五輪が始まる前から、こうなることが分かっていた。今回はベラルーシが得られるメダルは3個ぐらいだと思う。大統領が今いろいろ言っても、問題は前から存在していた。今更急に改善できない。」
とはっきり言ったのです。
「はい、大統領の期待に添えるよう、気持ちを切り替えてメダルを狙いに行きます!」というようなことを、今まさに出場中の選手がまるで言わないのです。あきらめきっているし、これも批判の言葉ですよ。でもこの選手は、「だったら、スポーツ選手として失格だ。もう出場しなくていい。荷物をまとめて帰れ。」とは言われていないし、チーム・ドクターも「この人、精神状態おかしいですよ。」とも言わないし、羽田空港へ引きずられていくこともなかったです。
もっとも帰国してから、処分を受ける可能性はありますね。
私もこの選手は、「もうメダル取れないことが分かっているけど、私のせいではないですよ。」ということを前もって証明しておきたかったので、メディアからのインタビューにも、はいはいと応じて、「メダルを取れない理由は前からあったんです。」と言っておこうとしたのだと思います。保身のための作戦の一つですね。
それから、ベラルーシに残されているツィマノウスカヤ選手の家族の安全は? と心配してくれている日本人が多くて、みなさん優しいなあと思うのですが、(ツィマノウスカヤ選手の夫はすでにウクライナに出国。近いポーランドで無事再会できるでしょう。夫さんはスポーツマッサージ師で、ツィマノウスカヤ選手を支えてくれているスポーツトレーナー。)
私としては、このチーム陣もどうなるのかなあと思います。
まず、陸上3選手のドーピングをちゃんと管理していなかったトレーナーは厳しい処分を受けるでしょう。
それから羽田空港まで連れて行ったのに、帰国の便に搭乗させる前にツィマノウスカヤ選手に逃げられてしまった「3人の屈強な男たち」も帰国後、大失態であると厳しく処分されるでしょう。
この3人の男性は、ベラルーシ五輪チーム代表団メンバーという肩書がついています。しかし、これは選手たちのお目付け役なのです。
ベラルーシからついてきて、選手が外国(日本)でベラルーシの政府を批判する発言やプロパガンダ、スローガンを叫ばないか、チェックする役割です。選手たちは出発前に、そんなことしません、試合に集中しますと一筆書かされているので、日本でちょっとでもそれに違反する言動をしたら、このお目付け役がすぐにチェック。記録を残し、その場で処分を下し(例えばチーム内部で出場取り消し)帰国させるべく、移動手段を手配する・・・などの仕事をする担当者です。
こんな人達が東京にいる間、そばに張り付いている状況での五輪出場・・・。
ツィマノウスカヤ選手がSNSでトレーナー批判動画を流したら、すぐにばれるに決まっていますね。
それなのに帰国させることに失敗したこの3人の担当者たち、今頃どんな気持ちでいるでしょう。今度は自分たちが厳しく叱責されるので、国に帰りたくない・・・と思っているかもしれません。羽田空港からはいつの間にか姿を消していたらしいし。
チーム陣も、やばい叱られると思って、あわてて「ドクターがツィマノウスカヤ選手の精神状態がおかしいという診断を下しました。」と言い訳を考えたのかもしれません。だから、ツィマノウスカヤ選手は「私を診察したドクターなんていない。」と言っているのです。
チーム陣は、ツィマノウスカヤ選手を狂人扱いにしておけば、自分たちの責任も軽くなるかも、とそれを期待している可能性もあります。
ともかく、今ツィマノウスカヤ選手が帰国したら、刑務所に入れられなくても、チーム陣の証言により精神病院に入院させられるでしょう。
チーム陣も、自分たちが処罰を受ける苦しみと、ツィマノウスカヤ選手1人が入院させられる苦しみとどっちを選びますかとなったら、当然自分たちのことを優先する心理状態になっていると思いますよ。
これからツィマノウスカヤ選手の受け入れを表明した国とベラルーシの関係が一段と悪化しそうです。でもすでに悪くなってるから、どうでもいいのでしょうね。IOCもケアすることを表明。ベラルーシ政府は文句をIOCに言うでしょうが、もう前から関係がおかしくなっていたから、今更・・・になっているのでしょう。
ツィマノウスカヤ選手に強制帰国させようとしているコーチとのやり取りが、音声ファイルとして流出しました。
ベラルーシの陸上関係者が、日本のメディアに提供したとされています。ツィマノウスカヤ選手もこれは自分の声です、と証言しています。
無理やり帰国するよう言われて、「このまま帰って、練習を続ける意欲が私に残るとコーチは思ってるんですか。」と涙声のツィマノウスカヤ選手に対してコーチは、「残らないわけないだろう。(ベラルーシで練習を続けたらいい。)(今200メートル走に出ても)何にもならない。何にも。」
さらに「(コーチの指示に従って帰国すれば)『生きながらえたのに、馬鹿な女だな。』って、ベラルーシ国民から言われるよ。」と鼻先で笑いながら、ツィマノウスカヤ選手を説得。そして、
「(帰国しないことで)何を誰に証明したいんだ?」
「何も証明なんかしたくない。ただ私は(200メートル走を)走りたいだけ。なんで証明するとかの話になるんですか? 」
というやりとりが録音されていました。
誰かが隠し撮りしていたのでしょうか。
音声提供した匿名のベラルーシの陸上関係者が誰なのか気になります。身元がばれたら、この人も帰国後処分を受けますよ。