2021年8月13日、ロシアはイギリスBBCのモスクワ特派員サラ・レインズフォード氏のビザを延長せず、期限切れを迎える今月末に国外退去を求めました。イギリスによるロシアのジャーナリストに対する差別的な扱いへの報復としていますが、同氏は8月9日にミンスクで行われたベラルーシ大統領の記者会見で、真正面から質問をした外国人記者の一人でした。
査証が延長されなかったのはイギリスがロシア国営メディアのRTとスプートニクに取材許可を与えなかったからとされていますが、ベラルーシでは、大統領に不愉快な質問をしたからだと思われています。
その質問内容、
「昨年の大規模な抗議行動に続き多くのことが起こりました。 大勢の人々が逮捕され、4万人が勾留され、拷問までされました。非常に多くの人々が国を離れなければならず、祖国にとどまるのを恐れています。 単に抗議をしただけのジャーナリストを含め、刑務所には今、610人の政治思想犯が入れられている。 あなたが国の大統領としての正当性を失っている、今やベラルーシは間違いなく変化を必要としていると国民が国内外で発言するとき、あなたはどう思いますか?」
これに対してベラルーシ大統領は、
「拷問はなかった。政治犯は法律に沿って裁かれている。私は選挙に勝った。ベラルーシ人への人権侵害をしている西側(EU)によって抗議運動が組織された。」
と答えました。
またレインズフォード特派員がイギリスの経済制裁について、
「公正な選挙と政治犯の釈放を求めるものだ」とし、ベラルーシ大統領の意見を求めました。
「イギリスは自身の制裁で喉を詰まらせてしまえばよい。イギリスなんて国、我々は何千年も知らなかった(が、別に困ったことはなかった。)今もイギリスのことなど知りたくない。アメリカの手先だ。」
と答えました。
さらにベラルーシ国営メディア、親政府派のブロガーなどは、ベラルーシ人は人生に満足して暮らしていると述べて、レインズフォード特派員を言葉で攻撃しました。
ベラルーシとイギリスの関係がますます悪化したのではと心配してえいると、今日、ロシアがベラルーシを応援しているかのように、レインズフォード特派員のロシア・ビザ更新拒否です。
昨日、身柄を拘束された去年の大統領選候補者アンドレイ・ドミトリエフ氏が今日、釈放されました。一昨日逮捕されたイーゴリ・レシェニャ元駐スロバキア大使は、オクレスチナ収容センターに移送されました。社会騒乱を画策した罪の疑いを持たれており、起訴されるのはまちがいなさそうです。
EUはレシェニャ氏と同じ日に拘束されえた関係者を解放するようベラルーシ政府に求めました。
スロバキア政府はEUが発動した対ベラルーシ制裁に同意する姿勢を打ち出しました。
ポーランドは不法入国した難民をベラルーシ側に戻しています。
ラトビア政府は昨日101人の難民が入国することを阻止したと発表しました。
リトアニアの学校内に急ごしらえで設置された難民キャンプから32人が脱走しました。二人はすぐに捕まり、難民キャンプに戻されました。まだ警察の捜索が続いています。
今日もまたベラルーシからリトアニアに輸送中のカリ肥料の中に密輸タバコが大量に発見されました。
地方都市スモルゴニの歴史教師の男性が、高校生に授業中、ベラルーシ大統領の関する動画を生徒に見せました。その動画は反政府派が作成したものです。
生徒の一人が、先生のしたことは間違っていると思って、授業のようすをスマホで撮影。両親に授業の内容を話し、両親が学校に連絡しました。複数の保護者が、すぐに解雇を求め、また別の保護者は教職を続けてほしいと求めたそうです。
結局この教師は解雇され、その後逮捕されました。
罰金刑と4年間の強制労働、あるいは5年の禁固刑の判決が出る可能性が高いです。
ベラルーシ大統領は次世代の政治家リーダーたちを監督すると述べました。
次の大統領選後の新大統領とその陣営(側近)のことを指していると思われます。
査証が延長されなかったのはイギリスがロシア国営メディアのRTとスプートニクに取材許可を与えなかったからとされていますが、ベラルーシでは、大統領に不愉快な質問をしたからだと思われています。
その質問内容、
「昨年の大規模な抗議行動に続き多くのことが起こりました。 大勢の人々が逮捕され、4万人が勾留され、拷問までされました。非常に多くの人々が国を離れなければならず、祖国にとどまるのを恐れています。 単に抗議をしただけのジャーナリストを含め、刑務所には今、610人の政治思想犯が入れられている。 あなたが国の大統領としての正当性を失っている、今やベラルーシは間違いなく変化を必要としていると国民が国内外で発言するとき、あなたはどう思いますか?」
これに対してベラルーシ大統領は、
「拷問はなかった。政治犯は法律に沿って裁かれている。私は選挙に勝った。ベラルーシ人への人権侵害をしている西側(EU)によって抗議運動が組織された。」
と答えました。
またレインズフォード特派員がイギリスの経済制裁について、
「公正な選挙と政治犯の釈放を求めるものだ」とし、ベラルーシ大統領の意見を求めました。
「イギリスは自身の制裁で喉を詰まらせてしまえばよい。イギリスなんて国、我々は何千年も知らなかった(が、別に困ったことはなかった。)今もイギリスのことなど知りたくない。アメリカの手先だ。」
と答えました。
さらにベラルーシ国営メディア、親政府派のブロガーなどは、ベラルーシ人は人生に満足して暮らしていると述べて、レインズフォード特派員を言葉で攻撃しました。
ベラルーシとイギリスの関係がますます悪化したのではと心配してえいると、今日、ロシアがベラルーシを応援しているかのように、レインズフォード特派員のロシア・ビザ更新拒否です。
昨日、身柄を拘束された去年の大統領選候補者アンドレイ・ドミトリエフ氏が今日、釈放されました。一昨日逮捕されたイーゴリ・レシェニャ元駐スロバキア大使は、オクレスチナ収容センターに移送されました。社会騒乱を画策した罪の疑いを持たれており、起訴されるのはまちがいなさそうです。
EUはレシェニャ氏と同じ日に拘束されえた関係者を解放するようベラルーシ政府に求めました。
スロバキア政府はEUが発動した対ベラルーシ制裁に同意する姿勢を打ち出しました。
ポーランドは不法入国した難民をベラルーシ側に戻しています。
ラトビア政府は昨日101人の難民が入国することを阻止したと発表しました。
リトアニアの学校内に急ごしらえで設置された難民キャンプから32人が脱走しました。二人はすぐに捕まり、難民キャンプに戻されました。まだ警察の捜索が続いています。
今日もまたベラルーシからリトアニアに輸送中のカリ肥料の中に密輸タバコが大量に発見されました。
地方都市スモルゴニの歴史教師の男性が、高校生に授業中、ベラルーシ大統領の関する動画を生徒に見せました。その動画は反政府派が作成したものです。
生徒の一人が、先生のしたことは間違っていると思って、授業のようすをスマホで撮影。両親に授業の内容を話し、両親が学校に連絡しました。複数の保護者が、すぐに解雇を求め、また別の保護者は教職を続けてほしいと求めたそうです。
結局この教師は解雇され、その後逮捕されました。
罰金刑と4年間の強制労働、あるいは5年の禁固刑の判決が出る可能性が高いです。
ベラルーシ大統領は次世代の政治家リーダーたちを監督すると述べました。
次の大統領選後の新大統領とその陣営(側近)のことを指していると思われます。