2021年8月25日の報道です。
ベラルーシ大統領は、多くのベラルーシ人が外国への留学を希望し、実際に多くの学生が出国したことについて自分の意見を述べました。大統領は多くの若い世代が外国へ行ったことに驚いており、この傾向に注目している。若い世代が外国で学べる学問や技術はベラルーシ国内でも学べる。
このような若者が外国で何を学んでいるのか、注視しなくてはいけない。若者が外国へ行くということは祖国から離れるということだから、自分のルーツを失う。自分の祖国を誇りに思うように(子どものときから)愛国心を持つよう教育しないといけない。ベラルーシにも優秀な教師がたくさんいるが、愛国心を持った子どもになるような教育をしているかと言うと隔たりがある。(愛国的少年少女の数がまだ少ない。)
若者というものは反抗的で、ときには過激な思想に走りやすい。
外国へ留学したベラルーシ人はもうベラルーシに戻ってこなくてよい。
・・・というわけで、この9月1日の新学期から、愛国心を育てる教育を公立の学校現場で精力的に行うようです。
ちなみにベラルーシ大統領の孫(次男の長女)はモスクワ大学の外国人学生枠で入学し、この9月からロシアで学生生活を送ります。ロシアという外国の大学に入学したわけですが、まあ、孫には「帰って来なくてよい。」とは言わないでしょうね。
ロシアとベラルーシは大学進学に関しては、同盟国なのでベラルーシからロシアとう外国へ留学したという感覚はそもそもないと思います。
来年は大統領の三男と孫(次男の次女)が大学受験です。
8月13日に高校の
歴史教師が逮捕されたニュースがありましたが、今日、判決が出ました。1年6ヶ月更生施設に収容されます。温情判決が出ました。ただ、出所後、公立の教育現場での再就職はできないと思います。
この教師の授業をある男子生徒がスマホで動画撮影して、親に見せ、その親が警察に通報したので逮捕されたのですが、この先生が他の生徒に人気のある先生だったら、この男子生徒が今、クラスでいじめにあうんじゃないかと心配するのは、私が日本人だからでしょうか。