ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年8月16日、心配はつきません

2021-08-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 8月16日、アフガニスタンのカブールがタリバン勢力に制圧され、現地のベラルーシ人は隣国タジキスタン(旧ソ連)に逃避しようとしていましたが、ウクライナの飛行機がウクライナ人以外にもベラルーシ人やオランダ人、クロアチア人、アフガニスタン人を乗せてアフガニスタンを脱出しました。
 ありがとう、ウクライナ政府! でもこの飛行機にロシア人は乗せてあげなかったのね・・・と思っていたら、タリバンがロシアに対して、けして手を出しません、安全を保証しますと約束したので、現地のロシア大使館は閉鎖されることもなく、カブール在住のロシア人に退避勧告も出してないらしいです。

 
 今年6月1日に裁判の最中に自殺未遂をしたラティポフ氏のやり直し裁判があり、今日8年6ヶ月の更生施設での禁固刑と8700ルーブルの罰金が課せられました。(日本円で40万円ぐらいです。ベラルーシの平均月収は7万円ぐらいです。)


 ポーランドの陸上の試合に亡命したツィマノウスカヤ選手が出場しました。ベラルーシの選手として200メートルを走りました。
 すでにポーランドの選手になったというわけではありません。


 ベラルーシ国鉄は国内のエコノミークラスの電車13本の運休を発表しました。これは日本人感覚でいうと普通電車です。
 ミンスクーモロジェチノなどの地方都市を結ぶ電車が今月中に運休、廃止するとは、ベラルーシ国鉄に何が起きているのかと心配になります。
 ベラルーシはロックダウンなどの対策も行われておらず、地方都市間の移動も自由です。
 しかも8月下旬になると、9月の入学や新学期に合わせて、大学生など大勢都市に写ったり、帰省していた学生が戻ってくる時期で、電車のチケットが取りにくくなるシーズンなのです。
 日本でいうと3月下旬に東京・千葉間の電車や大阪・京都間の電車がなくなるような感覚です。急行や特急列車は残っているからまだましとも言えるのですが。
 困る人も一定数出てくると思います。


 
 


 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者46万2197人。死者数3613人

2021-08-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月16日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は462197人になりました。1日の新規感染者数は894人で減りましたが、新規検査数も12795件と減ったので、感染拡大が縮小したとは言えません。
 
 死者数は3613人です。

 456193人が回復しました。

 755万件を超える検査数となりました。

 すでに120万人が2回目のワクチン接種を終えました。
 1回目のワクチン接種を終えた人は150万人で、全人口の15%です。