ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年8月14日、さすらう難民

2021-08-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月14日、ポーランドの国境警備隊がイラク人の不法入国者に暴行を加えてから、ベラルーシの国境のほうへ追い出した、とベラルーシの国境警備隊が発表しました。

 リトアニアからベラルーシ側へ30人の難民を返しました。

 ラトビアは71人の不法入国者を国境で食い止めました。ラトビア大統領は難民に対して
「ベラルーシは安全で良い国です。ベラルーシに留まってください。(ラトビアには不法入国しないでほしい。)」
と述べました。

 今、難民を利用して押し付け合う戦略が起こっています。大量の難民を保護するには政府の予算の緊急支出につながります。
 つまり経済的負担をかけるという戦法なのです。これは経済戦争です。

 経済戦争の駒として扱われる難民は、どう思っているのでしょうか。
 今アフガニスタンで再びタリバンが勢力を盛り返しています。今後アフガニスタンから難民がベラルーシに来て、周辺国との経済戦争の駒に利用されるのではないかと心配しています。

 ポーランドに亡命した陸上選手ツィマノウスカヤ選手は、
「今振り返れば、チーム陣の批評をSNS上でするべきではなかったかもしれない。」
と自省の言葉をもらしています。
 オリンピックチームの内部だけで話し合う問題で、一方的にコーチへの批判をSNSに流さなくてもよかったかもしれません。
 ただ、このような動画が流出するとあっという間に世界に広がり、もう元に戻せません。
 チーム内部の選手選考の話を外部に出すべきではなかったという意見もあると思います。

 グロドノの子どもホスピスの院長が反政府派を支持する表明をしたため、身柄拘束されるなどしていましたが、この子どもホスピスの存続が危うくなってきました。
 ホスピスの子どもたちはどうなるのでしょうか。

 今日も身柄拘束、家宅捜査、釈放、所在不明、チャットが過激派認定などのニュースで埋まっています。そしてまた大規模軍事演習です。

ベラルーシのコロナウイルス感染者45万9998人。死者数3593人

2021-08-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月14日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は459998人となりました。1日の新規感染者数は1151人です。新規検査数が18610件で、どちらの数字も減りました。

 死者数は3593人です。

 454103人が回復しました。

 752万件を超える検査数となりました。