2023年3月14日。
気温が10度に上り、雪がどんどん溶けてきました。
アメリカ軍によりますと、今日に黒海上空の国際空域を飛行していたアメリカ軍の無人偵察機「MQ9」にロシア軍の「Su27」戦闘機2機が接近し、このうちの1機が「MQ9」のプロペラに衝突しました。
そして「MQ9」は、墜落。米露間の新たな摩擦の種にならないければいいのですが。
これに対して、ロシア国防省は「ロシアの戦闘機は無人機と接触していない」と主張し、衝突はなかったと否定しました。
ウクライナ産の穀物を黒海を通じて安全に輸出するための合意について、期限が4日後に迫るなか、ロシアの高官が延長に応じる姿勢を示しました。ただし、期間はこれまでの120日間の半分となる「60日間だ」として「その後はロシアの農産物輸出の正常化が進展するかによる」と付け加えました。
ロシア大統領は今日、ロシア極東のブリヤート共和国を訪れ、ヘリコプターなどを製造する工場を視察しました。
そして工場の従業員たちを前に、ウクライナへの軍事侵攻について「これは単なる地政学的な戦いではなく、国家の存続をかけた戦いだ。敵は、われわれを侮辱し、分裂させようとしてきた。国の発展や子どもたちの将来をかけた戦いとなっている」と述べ、国民に危機感を訴えて軍事侵攻を続ける姿勢を改めて強調しました。
また、「敵はわれわれの経済が崩壊することを期待していたが、そうはならなかった。ロシアの基盤は彼らが考えているより強固だったということだ」と述べました。
ロシア国防相も今日、モスクワ州の精密誘導ミサイルを製造する工場を視察しました。
このなかで、「課題はただ1つ、製造を増やすことだ。倍増するということだ」と述べました。
ウクライナ政府は、11世紀に建立されたキーウ洞窟大修道院の修道士らに対し、ロシアとのつながりを理由に立ち退きを求めています。
パブロ・レビッド修道院長は、「立ち退く意思はない」と宣言していますが、今日、多数の車両が修道院から出て行くのを目撃されました。
修道士の一人は「不足の事態」に備えてかさばる物を移動させたと説明しました。
「聖職者の多くはここ以外に行く当てがない。ここは私たちの家だ。今回の決定は晴天のへきれきだった。」
キーウ洞窟大修道院は、最近までロシア正教会の影響下にあったウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)の修道士らが住んでいます。
ウクライナ正教会は、ロシア正教会の最高指導者キリル総主教がウクライナ侵攻を支持したことを受け、ロシア正教会とのつながりを絶つと発表した。
しかし、キーウ洞窟大修道院など複数の宗教施設は昨年、ロシアとの関係を疑われ、ウクライナ保安当局から家宅捜索を受けました。
今月10日には、ウクライナ文化情報相が、キーウ洞窟大修道院の一部を無償で貸し出すことを定めたウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)との契約の終了を発表しました。複数のメディアが期日は3月29日だと報じています。
キリル総主教は11日、ローマ教皇や英国教会の最高位聖職者ウェルビー・カンタベリー大主教、グテレス国連事務総長らに書簡を送付。ウクライナ政府が、ロシア正教会の傘下にあるウクライナ正教会の一派に加えている弾圧をやめさせるよう訴えています。
ウクライナは独自の正教会を設立しており、1月にはキーウ洞窟大修道院でクリスマス礼拝を行いました。モスクワ総主教庁は、この新たな正教会を認めていません。
今日はベラルーシは特に大きなニュースはありませんでした。
代わりに私の職場(?)ニュース。
上司が真顔でこんなことをきいてきました。
「今の日本の若者は、1945年に広島に原爆を落としたのはロシアだと思っているって本当?」
この上司の夫がロシアのテレビ番組を見ていたら、「若い年齢層の日本人は、アメリカが広島に原爆を落としたこと知らない。ロシアが落としたと思っている。」と言っていたので、びっくりして妻(私の上司)に
「え、これって本当かな? そういや、君の職場に日本人が働いていたよね。本当かどうか聞いておいて。」
と頼まれた・・・そうです。
私が、「いや、広島に原爆を落としたのはアメリカですよ。」と答えると、それはあなたの感想・・・じゃなくて、回答でしょ、と上司に言われ、さらに「今の日本の若者はロシアだと思っているのは本当なのかどうか」を聞いてくるのです。
「歴史や地理の勉強がすごく苦手で、アメリカとロシアを勘違いしている日本人もいるかもしれませんけど、そういう人は少数派ですよ。」
と答えると、日本の若者の多くがロシアが原爆を落としたと思っており、それはつまりわざと日本国が正しくない情報を広めていて、ロシアを悪者にしようとしている効果が出ているのではないか・・・とその番組から、この上司夫妻は感じたようなのです。
私から言わせれば、この二人のほうがロシアのテレビの言うことを信じすぎているように思うのですが、
「いや、そんなことないでしょう。日本政府が若者に向かって、広島に原爆を落としたのはロシアだと刷り込んでいるわけがない。」
と反論しても、上司は素直に受け取らず、「知り合いの日本人の若い人にきいといて。」と言ってきました。
ユーチューバー1420さんみたいに、私も日本で街頭インタビューしましょうか。(^_^;)
というか「広島に原爆を落とした国はロシアですか?」などと日本の若い人に質問したら、私のほうが頭がおかしい人扱いされますよ。
ともかく、ロシアとベラルーシで「日本の若者はロシアが広島に原爆を落としたと信じているらしい」と思っている人が今増えているのかと思うと・・・。
このブログを読んだ日本の若い方々へ。もしロシア人やベラルーシ人の友人がいましたら、「日本人の若者はそんなに馬鹿ではない。」と話しておいてください。お願いします。
気温が10度に上り、雪がどんどん溶けてきました。
アメリカ軍によりますと、今日に黒海上空の国際空域を飛行していたアメリカ軍の無人偵察機「MQ9」にロシア軍の「Su27」戦闘機2機が接近し、このうちの1機が「MQ9」のプロペラに衝突しました。
そして「MQ9」は、墜落。米露間の新たな摩擦の種にならないければいいのですが。
これに対して、ロシア国防省は「ロシアの戦闘機は無人機と接触していない」と主張し、衝突はなかったと否定しました。
ウクライナ産の穀物を黒海を通じて安全に輸出するための合意について、期限が4日後に迫るなか、ロシアの高官が延長に応じる姿勢を示しました。ただし、期間はこれまでの120日間の半分となる「60日間だ」として「その後はロシアの農産物輸出の正常化が進展するかによる」と付け加えました。
ロシア大統領は今日、ロシア極東のブリヤート共和国を訪れ、ヘリコプターなどを製造する工場を視察しました。
そして工場の従業員たちを前に、ウクライナへの軍事侵攻について「これは単なる地政学的な戦いではなく、国家の存続をかけた戦いだ。敵は、われわれを侮辱し、分裂させようとしてきた。国の発展や子どもたちの将来をかけた戦いとなっている」と述べ、国民に危機感を訴えて軍事侵攻を続ける姿勢を改めて強調しました。
また、「敵はわれわれの経済が崩壊することを期待していたが、そうはならなかった。ロシアの基盤は彼らが考えているより強固だったということだ」と述べました。
ロシア国防相も今日、モスクワ州の精密誘導ミサイルを製造する工場を視察しました。
このなかで、「課題はただ1つ、製造を増やすことだ。倍増するということだ」と述べました。
ウクライナ政府は、11世紀に建立されたキーウ洞窟大修道院の修道士らに対し、ロシアとのつながりを理由に立ち退きを求めています。
パブロ・レビッド修道院長は、「立ち退く意思はない」と宣言していますが、今日、多数の車両が修道院から出て行くのを目撃されました。
修道士の一人は「不足の事態」に備えてかさばる物を移動させたと説明しました。
「聖職者の多くはここ以外に行く当てがない。ここは私たちの家だ。今回の決定は晴天のへきれきだった。」
キーウ洞窟大修道院は、最近までロシア正教会の影響下にあったウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)の修道士らが住んでいます。
ウクライナ正教会は、ロシア正教会の最高指導者キリル総主教がウクライナ侵攻を支持したことを受け、ロシア正教会とのつながりを絶つと発表した。
しかし、キーウ洞窟大修道院など複数の宗教施設は昨年、ロシアとの関係を疑われ、ウクライナ保安当局から家宅捜索を受けました。
今月10日には、ウクライナ文化情報相が、キーウ洞窟大修道院の一部を無償で貸し出すことを定めたウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)との契約の終了を発表しました。複数のメディアが期日は3月29日だと報じています。
キリル総主教は11日、ローマ教皇や英国教会の最高位聖職者ウェルビー・カンタベリー大主教、グテレス国連事務総長らに書簡を送付。ウクライナ政府が、ロシア正教会の傘下にあるウクライナ正教会の一派に加えている弾圧をやめさせるよう訴えています。
ウクライナは独自の正教会を設立しており、1月にはキーウ洞窟大修道院でクリスマス礼拝を行いました。モスクワ総主教庁は、この新たな正教会を認めていません。
今日はベラルーシは特に大きなニュースはありませんでした。
代わりに私の職場(?)ニュース。
上司が真顔でこんなことをきいてきました。
「今の日本の若者は、1945年に広島に原爆を落としたのはロシアだと思っているって本当?」
この上司の夫がロシアのテレビ番組を見ていたら、「若い年齢層の日本人は、アメリカが広島に原爆を落としたこと知らない。ロシアが落としたと思っている。」と言っていたので、びっくりして妻(私の上司)に
「え、これって本当かな? そういや、君の職場に日本人が働いていたよね。本当かどうか聞いておいて。」
と頼まれた・・・そうです。
私が、「いや、広島に原爆を落としたのはアメリカですよ。」と答えると、それはあなたの感想・・・じゃなくて、回答でしょ、と上司に言われ、さらに「今の日本の若者はロシアだと思っているのは本当なのかどうか」を聞いてくるのです。
「歴史や地理の勉強がすごく苦手で、アメリカとロシアを勘違いしている日本人もいるかもしれませんけど、そういう人は少数派ですよ。」
と答えると、日本の若者の多くがロシアが原爆を落としたと思っており、それはつまりわざと日本国が正しくない情報を広めていて、ロシアを悪者にしようとしている効果が出ているのではないか・・・とその番組から、この上司夫妻は感じたようなのです。
私から言わせれば、この二人のほうがロシアのテレビの言うことを信じすぎているように思うのですが、
「いや、そんなことないでしょう。日本政府が若者に向かって、広島に原爆を落としたのはロシアだと刷り込んでいるわけがない。」
と反論しても、上司は素直に受け取らず、「知り合いの日本人の若い人にきいといて。」と言ってきました。
ユーチューバー1420さんみたいに、私も日本で街頭インタビューしましょうか。(^_^;)
というか「広島に原爆を落とした国はロシアですか?」などと日本の若い人に質問したら、私のほうが頭がおかしい人扱いされますよ。
ともかく、ロシアとベラルーシで「日本の若者はロシアが広島に原爆を落としたと信じているらしい」と思っている人が今増えているのかと思うと・・・。
このブログを読んだ日本の若い方々へ。もしロシア人やベラルーシ人の友人がいましたら、「日本人の若者はそんなに馬鹿ではない。」と話しておいてください。お願いします。