ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年6月14日。ウクライナ侵攻から477日目

2023-06-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年6月14日。

 2020年の大統領選挙の後、私立学校への認可法が変わり、私立学校の多くが閉鎖され、現在ベラルーシでは私立学校はたったの5校になってしまいました。
 内訳はミンスク市内に3校、ミンスク地区に2校だけです。首都から離れた地方都市はゼロ。
 この5校の生徒総数は約1000人。1校につき平均200人の生徒ということです。
 ちなみに公立の学校は2900校で生徒総数は108万5500人です。
 ベラルーシの学校教育システムにおける私立学校の割合は0.1%です。

 今日、ベラルーシ大統領は、ベラルーシ大学1年生の三男が、ベラルーシではなく北京大学で勉強していると明かしました。
 短期の留学なのか、中途入学なのかよく分かりません。ベラルーシ大学に戻るつもりなのか、もう退学したのかも分かりません。
 何となく、中国のほうが前線から遠く安全なので、疎開させているような気がします。

 ロシア軍は6月14日未明、ウクライナ南部の港湾都市オデーサを黒海の艦艇から4基の巡航ミサイル「クラブ」で攻撃。そのうちの3基はウクライナ軍防空部隊が要撃しましたが、市民3人が死亡、13人が負傷しました。
 この攻撃で複数の家屋と倉庫1棟、商店やカフェなど複数の施設も被害を受けました。