音楽の森とタイニーハウス

茨城県山間部のログハウス&音楽研修施設

PARC Audio DCU-F121W

2023-06-23 | オーディオ
手持ちのSP、ウーハーのゴムエッジ切れで修復が必要に。
でもSP本体は同じものを4セットくらいあるので、
一番エッジの状態が悪いものをユニットごと交換にする。

10㎝、6Ωのユニットでいろいろ調べるとこれが良さそう。

◎PARC Audio DCU-F121W(2本で2万円弱)

ちょっと高いけど、ウッドコーンの良さをもっと知りたいので
思い切って買ってみました。

まったくのポン付けでOKです(サランはNGです)
中低域のスピードがあるのに、硬い感じではなくとても良い
現代機種です。今の音楽は6弦ベースやシンセでウッドベースなどの
領域より低音が出ているので、近代のユニットはそれに対応している
かと思います。

フルレンジ仕様なのでユニットだけの音が出るように細工して聴いて
見ましたが、このユニットはネットワークがあったほうが良いですね。
無理にハイが鳴っている感じより、ネットワークがあってツイーターが
鳴っているほうが余裕があっていい感じです。

低音が足りない?そんなことはないですが、バスレフポートは
フルオープンにしたほうが結果は良いです。

ニアフィでモニターの下にミニSPを置くより、頭の上に音が
通り過ぎるように高くセッティングするほうが、音楽的に聞こえるかと思います。

※PARC Audio : 日本ビクターやSONYでスピーカー開発を手掛けてきた
技術者の方が立ち上げた会社とのことで、このウッドコーンSPはハイクオリティーで
高い音楽性がある素晴らしい製品だと感じました。
また機会があれば他のSPも試してみたいと思っています。

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Jo Jones Trio

2023-06-15 | 音楽と楽器
Ray Bryant(p),Tommy Bryant(b),Jo Jones(ds)
Recorded in NYC,March 1959 Everest Records

Jo Jonesといえば「パパジョー」です。
自分のオーディオチェックの音源と言えばこれ。

アナログレコードは確か大学の時(45年前?)に買ったのですが、
最近これのCDを探しているうちにすごいことに気がつきました。

「ステレオバージョンがある!」

オリジナル音源ですが、1960年代初めまでの「エベレスト レーベル」のLPは、
3チャンネルの35mm磁気フィルム記録装置で録音されていたようです。
なのでそのマスターからステレオにリミックスしたらしい。

これは期待できるか~!!とさっそく買って聴いてみると・・・

ぜんぜんスイングしていませんでした((+_+))
モノラルがすごすぎなのかわかりませんが、ミックスもひどいし、
定位も適当でまったくライブ感がありません。

これは日本盤のCDですが、率直に言えば「音が悪い」です。

これと当時にパパジョーのリーダーアルバムやコンボで参加しているCDも
買ってみましたが、とにかくドラムが「聞こえまへんがな」(>_<)

やはりアナログの日本コロンビア盤(MONO)が最良かと。

素手で叩く&ブラシで狂ったようにスイングするパパジョー。
そしてブライアント兄弟のセンスある演奏。何度聞いても素晴らしい
コンボ=小編成のジャズアンサンブルです。

ドラマーだけでなくすべてのジャズ愛好家に推薦できる音源かと思います。
ぜひ聞いてみてください~(でもAmazonでモノラルCDが高騰・・・泣)
※ステレオの米国CD-R盤があるようなので買ってみます。