ネコリンヘンプ

安定剤(ソラナックス0.4㎎1~2T/dayを頓服で反復服用20年近く)断薬の記録つきヘンプブログ

2011年02月15日 01時56分48秒 | 日記
2011.2.15 断薬1年と3ヶ月
どうにか2月14日も終わって体調不良の姉の看病も一段落した。
外は雪。
家の前の公園にも雪が降る。この公園で小さかった私は雪遊びをした。風邪の熱が下がったばかりでまだ遊べなかったけれど積もった雪を見て我慢ができずちょっとだけと母に頼み込んで雪を触った。
元気なときには絵の具を溶いて雪を色々な色に染めて遊んだ。時々窓から母の顔が覗く。
戦火を逃げ惑い、子供を亡くし、家も故郷も失った母は戦後生まれた私を抱えて幸せだったろうか・・。シベリアから二人の子供の死を知らず生きて帰った父の男泣きの姿を忘れられない。私が生まれて数年経っていた。私の胸が潰れた日。父と母が交わした言葉は知らない。
赤ちゃんの頃私は仮死状態になったことがあるらしい。母がかかりつけの内科へ運んだ。医師はもう瞳孔も開いているからたぶんダメだろうと告げて気休めに強心剤を打った。泣き崩れる母とそのそばに祖父。また子供が死んでしまう・・・母の狂気すれすれの気持ちを想う。しかし私は蘇った。
晩年の母に、この事の顛末を聞いたが母はそんなことは起きなかったよ、と言った。
全くぼけなかった母が忘れるはずは無い。何度も聞かされた話だ。
ふっと思った・・・思い出したくない忘れたいことがある?泣き止まない私を背中にくくりつけ家事をしていたが気がついたらチアノーゼが出ていて呼吸をしていなかった・・。本当にそれだけだろうか。私が母に感じていた距離感はその話と関係ないのだろうか。悲しい思いは胸の奥深く仕舞い込まれて私の体を疲れさせる。
涙は体をカチカチに緊張させて喉元まで上がって来はしてもカタルシスを与えずに戻っていく。
一度死んだとき私は苦しかったはず。母の気持ちしか思い遣れずに生きてきた。
あれから60年私はまだ苦しんでいる。
この離脱と共にすべて苦しみを解き放とう・・。




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2 コメント

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行ってらっしゃい! (ネコ)
2011-02-15 18:18:48
寒いから気をつけてね。
お母上御大事にね。
私は少しだけ息が楽かもしれないけどどうかな。
また夜が来て朝が来る。
生きているよね。
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こんにちは。 (とあ)
2011-02-15 14:54:48
明日は 田舎に母のご機嫌伺いに帰ってきます。雪は大丈夫みたいです。日帰りです。
泊りがけで帰れるようになりたいです。

ネコさん 今日もしんどいのでしょうね。
お返事はいいですよ。
すべての苦しみから解き放たれ 自由な心で
軽やかに生きたいと 願います。
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