ソラナックス断薬1年と5ヶ月
震災以後体調を崩している人が多い。
地震以後、ずっと不眠で悩んでいる。断薬後の反跳性不眠は酷いものでそれから1年と数ヶ月。回復していくかと思うとまたぶり返して中々眠れる日々は来ない。段々睡眠時間が増えるという分かりやすい経過を辿っていない。
入眠困難と中途覚醒、両方とも健在だ。
特に入眠困難は5~6時間経っても眠れないのはザラなのでもう真剣に苦しんでいたら気が狂う。
しかしそれが2~3週間続くと身体的にも苦しくなってくる。特に脳の苦しさと心臓の苦しさ、不整脈は辛い。
身体が眠れないことに慣れてしまうということがあるのだろうか・・・たまに2時間くらい続けて深く眠れたりすると起きたときに非常に体調が悪くなる。
バランスの良い居場所が見つからない身体という感じ。
普通に眠れていたのに、めまい治療のクスリで眠るようになって・・・クスリでしか眠れなくなって・・・断薬してまた眠れなくて。
元々は不眠ではないが自律神経は病院で”失調症”と名前をつけられていた。
パニック障害、めまい、過敏性大腸炎、起立性低血圧。
体質的に自律神経の働きがうまくいかないらしいので、断薬1年5ヶ月が経ってみて回復の遅さにこの体質が大きく影響していると思っている。
特に平衡失調と不眠についてはあまりにしつこく辟易する。
私は特に回復が遅いと感じているのでよくよく断薬前の体調を思い出してみるがその時点クスリを飲んでいるわけだから皆目分からない。では反復服用期間ひっくるめて14年近く前の状態を思い出してもあまりに複雑で見当の目安にもならない。その前でさえ強い睡眠薬や麻酔剤、抗生剤が長期に渡って身体に入っているのだから。
と言うことはもう10年や20年の単位で考えるのは意味がないということだ。
要するに人生の総ざらいをしなければ私には私が分からないのだ。
あまりに身体を痛めつけてただ生きてきた長い時間、そんなに簡単に人間本来の道筋に戻れるとは思えない。
それはそこに至るまでに私自身が時間を必要としていることなのかもしれない。
奇跡はどんな形ででも必ず起こる。
私にも、誰にも、世界にも、地球にも。
災害メッセンジャー