次男の小学校がはじまって早や1週間。
連日の猛暑の中、
時間割りをみると、
一日のうち半分以上が運動会の練習。
徒競走練習、ラジオ体操練習、鼓笛、鼓笛・・・・。
2時間ぶっつづけ、3時間ぶっつづけなのである。
うわあ~!
大きな水筒をかかえ汗だくで帰ってくる姿に
「おぉぉ~今日もよくがんばったなぁ~。」と出迎える私である。
先日、PTA運営委員会の席で
副校長先生がしたり顔でこうおっしゃった。
「文部科学省とか厚生労働省からお達しが来てまして・・・、
校庭の温度が35度を超えた場合、外での運動は禁止となりました。」
拍手喝采で喜ぶ母親たち。
わかる、わかる・・・けど、
先生たちは「お上」の方々から言われなかったら
校庭の温度が35度だろうと、37度だろうと
運動会の練習をやっていたのだろう・・・・と思うとゾッとした。
ついでに副校長先生はこう付け加えた。
「そんなわけで、練習不足となり運動会までに整うものも整わないかもしれませんが、
ぜひご了承ください。」
はあ!?
運動会は先生たちの指導力発表の場なのか?
暑い日にせまい部屋でひしめくように行われたこともあるけれど、
なんだかその言葉にムッとしてしまった。
そして今日・・・やっと雨。
台風の影響でムシムシするけれど、昨日までよりはいい。
「いってらっしゃい~。」と見送ると、
次男は傘を差して歩きながら振り向き、
「かけっこで勝てるようにこうして早や足で歩いてみてるんだよ~。」と言う。
「あはは♪ころばないでよ~!前見なさいよ~!」
・・・・といいながらハッ!とする。
純粋にこどもたちは運動会に臨んでいるんだ・・・。
暑かろと きびしかろうと へっちゃらさ
翼が生える その日夢みて
そう、母は君を応援するのみ!
ちょっとだけ大人の事情にムキになった自分を恥ずかしく思った
久しぶりの雨の日である。