さて、昨日の続きです。
今度は、多景島から離れて、船の上から見た景色をお見せしましょう。
連続写真でお見せしました。
これは船が多景島を出港して、南側から西側、北側を回ってきたところです。
ホント、角度によっていろいろな姿を見せてくれますね。
美しい島だなと思いました。
ちなみに一番最後の写真、このアングルの写真はインターネットのページでもよく見かけますね。
ただこの時間帯、逆光になってしまったのが残念です。
もし次に来るとしたら、午前中の便で来たいですね。
そして最後は、島を一周し、彦根港への帰路につく写真です。
どうも私は軍艦島といい、竹生島といい、島から離れていく写真が好きですねー。
以上、竹生島、多景島訪問記でした。
竹生島から帰ってきた私は次は多景島へ行きました。
左から
■多景島へはこの船で行きました。竹生島より行く人は少ないのに、こっちの船のほうが大きかった。
■彦根港を出航してから約20分。多景島が近付いてきました。
■大きな岩があるのが分かりますか?これが題目岩(だいもくいわ)と言うのだそうです。
左から
■題目岩をアップで撮影してみました。「南無妙法蓮華経」の文字が彫られています。
その隣にある像は、この題目を彫った人、日靖上人の像だそうです。
ちょうどこの時間帯は逆光になってしまい、写真が白ボケしてしまっているのはゴメンなさい。
■この塔は遠くからも見えていました。「誓いの御柱」というのだそうです。
「五箇条のご誓文」が彫られています。
■島に上陸しました。階段を上がると、最初に見えてくるのがこの見塔寺というお寺です。
左から
■この島の案内図が書かれています。全部回っても約15分。小さな島です。
■この島の起源について書かれています。
■早速、題目岩へ行ってみる事にしました。道は決して整備されているとは言えません。
道中、手すりは付いていますが、道はデコボコです。
みなさん手すりにつかまりながら歩いているのがお分かりでしょうか?
左から
■題目岩の下まできました。いやー、とにかく大きいですねー。カメラのフレームギリギリです。
これ以上離れて撮ろうにも、断崖絶壁の上なので、これで目一杯なのです。
この文字は、なんでも桜田門外の変の時、鮮血に染まったといういわれがあるそうです。
■これが日靖上人の像です。
■岩の裏から、岩の上のほうまで上ってみました。こんな社がありました。
だけど、岩の上は柵も何もありません。結構怖いです。
足を滑らせて落ちないように気をつけましょう。
これが題目岩を上から見たところです。
日靖上人はどうやってあの文字を彫ったのでしょう。
それはこの岩の上に命綱をつけて、岩からぶら下がって彫ったのだそうです。
さぞかし大変な作業、まさに命がけの作業だったのでしょうね。
左から
■題目岩から戻る途中、乗ってきた船が見えました。
■ここに断食修行をする、お釈迦様の像があるそうです。
■実際に中を見てみましたが、扉が閉まっていて像は見えませんでした。
この島は岩で出来た島です。至る所、断崖絶壁です。
だけどそれが美しい景色を作り出してるとも言えます。
その断崖絶壁の写真をお見せしましょう。
あとは、多景島を離れ、船から多景島を撮ったのですが、ちょっと長くなったのでそれは続編でお見せしましょう。
【補足】
この島へ行く場合は、運動靴で行く事をお勧めします。
道があまり整備されていないせいもあって、滑りやすい靴では危険です。
それに船内のアナウンスでも言っていますが、島には危険な箇所もありますから、小さなお子さんを連れて行くのもやめたほうが良いと思います。
ましてやベビーカーなどで行くのは到底無理です。
小学生くらいのお子さんを連れてきている方もおられましたが、走り回ったりして怪我でもしたら大変です。(この時は何事も無かったですけど)
まだ怪我で済めば良いですが、万が一崖から転落するような事があれば、それこそ一大事ですから...
足の不自由な方、足に怪我をしている方も控えたほうが良いかと思います。
余計なお節介かもしれませんが、アドバイスでした。
彦根港に着いた私は、先に竹生島へ行く事にしました。
左から
■彦根港を出航したところです。
■船に乗ること約40分、竹生島に到着しました。
■竹生島に上陸したところです。ゴールデンウィークという事もあって観光客でいっぱいでした。
竹生島へ渡る船は彦根港以外からも数箇所から出ています。
それにしてもこんなに人が多いとは、それに狭い島にも関わらずお土産物屋さんもあってちょっと意外な感じがしました。
左から
■この島に参拝するには拝観料が必要です。大人400円、子供300円です。
ここで料金を払います。
■料金所をくぐるとすぐにこの鳥居があります。それにしてもこの階段、ものすごく急ですね。
■これが竹生島の案内図です。
左から
■さらに階段を昇ります。もう一つ鳥居が見えてきました。
弁財天堂はここを上がったところにあるのかな?
■と思ったら、まだその上に階段がありました。それにしても急な階段ですね。
この島には女性の方は短いスカートははいて来ない方が良いでしょうね。
■階段を昇りきると、やっとありました。これが弁財天堂だそうです。
それにしてもこの写真の右側、紅葉がキレイですね。秋でもないのに。
左から
■弁財天堂の中に入ったところです。
だけどどれが弁財天なのか良く分からなかったんですけど...
■弁財天堂のさらに上のほうに三重塔が見えました。その横には宝物殿もありました。
宝物殿の中に入るには入場料500円だそうです。私は入りませんでしたけど。
■さあ、ここからは下りです。これもかなり急な階段です。
写真ではあまり分からないかもしれませんが、下りはちょっと怖いですね。
ここで足を滑らせたりしたら、なんて想像したら...
足に怪我をしていたり、足の不自由な人にはちょっと危ないかもしれませんね。
■ちょっと途中を省略しましたが、舟廊下を通ると竹生島神社本殿に出てきました。
■ここで竹生島名物「かわら投げ」ができるそうです。
■ここから鳥居に向かってかわらを投げると願いが叶うそうです。
ただ、この「かわら」と言っても、素焼きの小さいお皿みたいなものです。
2枚1組で300円。
1枚には自分の名前、もう1枚には願い事を書くのだそうです。
そして、名前を書いてある方から投げるのだそうです。
ちなみに私は...やりませんでした。
なぜって一番右の鳥居の写真の下のほう一面が白くなっているのが分かりますか?
これ全部お客さんが投げた「かわら」なんですよ。
これ後で誰かが掃除するんでしょうか?
写真に写ってない部分でも、木に引っかかってたり、湖に落ちたりしているものもありました。
まあ、素焼きのものだから放置しておいても害になる事は無いとは思いますが、美観を考えるとこれは頂けませんね。
他の観光地でも、これと似たような事をして、「願いが叶う」みたいな事やってるところもありますが、本当にこれで願いが叶うと思います?
私は、神聖な場所にゴミを散らかすような事をしても決して願いが叶うなんて事は無い、と思います。
さあ、島を一回りしてきました。
この鳥居をくぐると元の船着場に戻ります。
同じ船に乗って帰ります。
ちなみに島に滞在できるのは1時間10分です。
船の出港時間を良く考えて回りましょうね。
さあ、それでは最後は島を出航し、島から離れて行くところを連続で撮影した写真です。
次回、多景島編に続きます。
昨日、日帰りで滋賀県の竹生島、多景島に行ってきました。
昨年の夏休みにクルマで琵琶湖を一周した時は行けなかったので、別の機会にぜひとも行ってみたいと思っていたのです。
↓その時の日記はこちら
neoyoshinoriのインストラクター日記
2006.09.03
夏休み、琵琶湖を一周してきましたその3
朝、7時半頃に家を出て、電車でJR彦根駅に向かいました。
新快速に乗れば早いですね。
神戸から約2時間で彦根に到着しました。
以前も同じような写真を載せた事がありましたが、井伊直弼像が出迎えてくれます。
実はこの時、彦根に付いたのが9時50分。
彦根港から多景島行きの第1便が出るのが10時だったので、タクシーを飛ばして行こうかと思ったのですが、駅を降りたとたん、
「べつに急いで行かなくても良いやー」
と思ったのです。
何か滋賀県の持つのどかな雰囲気を見て、この景色をゆっくり見ずに慌てて行くのは勿体無い、という気持ちになったのです。
多景島行きは午後の便に乗る事にし、彦根港までゆっくり歩いていく事にしました。
左の写真は、駅前の通りから見た彦根城です。
彦根城は今、「国宝彦根城築城400年祭」というのをやっています。
そして真ん中の写真は彦根市役所の前にあった地図です。
この赤い文字、決して地図に始めから書いてあったのではありません。
私がペイントで後から書き加えたものです。
だけど、何か最初から書いてあったような雰囲気になっちゃいましたね...
この道のりをてくてく歩いて行きました。
所要時間は約20分でした。
そして右の写真、ちょうど彦根城の天守閣を横から見たところですね。
前回も今回も彦根城へ寄る事は出来ませんでした。
だけど美しい天守閣ですねー。
さてと、ようやく彦根港に辿り着きました。
ここから竹生島行き、多景島行きの船が出ています。
右の写真が今回乗った「わかあゆ8号」です。
という事で、続編に続きます。