竜胆と薩摩芋

2010-09-28 | R日記
             



                            りんどう 和名は竜胆

              薬草として広く利用されるりんどうは、根っこがあまりに苦く竜の肝のようだ
                  という事から「竜胆」という名が付けられた、と言われています。



                         晴れた日にひっそり凛と咲く花

              りんどうの花は綺麗な紫色で、茎の先に上向きにいくつも花を咲かせます。
                花は晴天の時だけ開き夜は閉じます。雨や曇りの日は咲きません。



                            秋の訪れとともに咲く

                   深い紫のりんどうは、群生せず一本ずつ咲きます。
        深まる秋にこの花を観ると、人生の辛苦悲哀の逆境を乗り越えていけそうな気分になります。



                          花言葉  「正義」 ・ 「誠実」
 
           自分の正義感を貫き通す時、時に裏切りに合うことは、耐え難いショックです。
                     でも、りんどうは私が正しいことを知っています。
            一本ずつ凛と咲くりんどうのように一人きりで、たとえ味方がいなくなっても
                  妥協しないで誠実な心の花を咲かせることができるでしょう。







             




                        薩摩芋 三大ブランドと産地

                        鹿児島県 - 知覧紅(ちらんべに)
                        徳島県 - 鳴門金時(なるときんとき)
                        石川県 - 五郎島金時(ごろうじまきんとき・ 加賀野菜)




                        栄養価

       でんぷんが豊富で、ビタミンCや食物繊維を多く含み、加熱してもビタミンCが壊れにくい特長がある。




                        歴史

       江戸時代、享保の大飢饉で西日本一帯が大凶作に見舞われ深刻な食料不足に陥る中、
       薩摩芋を栽培していた九州地方では餓死者を出さなかったと云われていた。
       そこでかの青木昆陽に関東地方でも薩摩芋の栽培を命じたのが、
       町奉行:大岡越前守忠相と八代将軍:徳川吉宗であった。




                     Rの ” 秋の一口うんちく ” でした。