勧善懲悪の代表的時代劇といえば、水戸黄門と暴れん坊将軍
結末が判っていても見ていて心爽やかに楽しい。
でも本当は、黄門様は諸国を漫遊した記録はないし、江戸市中をポコポコ歩く
将軍様も居なかったからこそ勧善懲悪のフィクションが楽しいのだろう。
二つの物語の毎回の結末は、同じようでチト違う。
黄門様は助さん格さん達がウンと悪人達を懲らしめた後で印籠を出す。
吉宗こと暴れん坊将軍は、最初に自分が将軍である身分を明かしてから
『 もはやこれまで!』 と己の悪行と結末を悟った悪人をその場で成敗してしまう。
何が違うと云えば、
先の副将軍は、悪人を藩侯の沙汰に委ねていくが、現役八代将軍はその場で切捨てだ。
藩侯に委ねていく辺りが黄門様の慈悲深い処だろうか・・・!?
そう、あれは藩侯に処分を委ねている暫くの間に、武士らしく切腹のチャンスを与えたのだ!?
否、自分で成敗を下すのが苦手だったのだろうか?
もはや、菅総理(悪人とまでは云わないが罪人)に天の沙汰を与える事も
その場で切り捨てることも出来ない与党民主党
どうなるのか日本の政治
政治に期待はしていないが、この政治ショーはこれからが 山場 だ!