男の休日

2012-03-11 | H日記

 

今日の休みは草引きだぁーー

 

その後、『 太陽市 』 で買出し、

 

更に溜まっていたTV録画を観る。

  

    金曜日(9日)のフジテレビは、

金曜プレステージ「自衛隊だけが撮った0311-そこにある命を救いたい-」

を放送した。

 

隊員は誰もがスーパーマンでもなければヒーローでもない。

ただ一自衛隊員として、他の日本人よりも少しだけ屈強な肉体と

しかるべく訓練を受けた人間があの被災地でどんな行動をし、何を感じたのか

 

私の次男は、まだ自衛隊員ではない。

但し次男の先輩達の被災地での活躍に感動を覚えた。

彼らの精神は、入隊時となんら変わりはない。

 

【 自衛隊入隊時の宣誓文 】

私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、

日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、

常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、

政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり

事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、

もつて国民の負託にこたえることを誓います。

 

 

 

 今年も庭の片隅で水仙が咲いた。

 

 

東日本大震災から今日で丁度1年です。

既に我々日本国民は、「あの時何が起きたのか」ではなく、

あれから「どう立ち上がったのか」「今後も継続して何をするべきか」

という再生のテーマを常に考えていかなくてはなりません。

 

 

【 59回開校祭での学校長挨拶 】

悲惨の極みおいてこそ、人の心に輝きが見える。

「大きな津波が来ます。すぐに逃げて下さい」とスピーカーで呼びかけ続けて、

自ら犠牲になった南三陸町の若い女性職員。

水の中で3倍にふくらんだ御遺体の頭部をしっかりと両腕で抱きかかえた

自衛隊の若い中隊長

今年ほど人々の絆が意識され、苦しむ人々とのつながりを求めて多くの人が

北に走った時はないであろう。

その同じ想いが、学生諸君に「結(ゆい)-結集からそして再生へ」という

開校祭のテーマを選ばせた。

人と人との結びつきが、被災地の復興を可能にし、それが日本全体の再生へとつながる。

悲惨の極みにあって、「結」をテコとして復活と再生のドラマを日本史が演ずる

希望を語るこのテーマは、今年の日本国民の深い想いを表現したものではないだろうか。

国と国民を守る任務を、この国難にあって改めて強く意識した防大生のこの言葉には

感慨深いものがある。    (防衛大学校長 五百籏頭 眞)