南瓜のあんかけ + 冷奴
予定していたサバの塩焼きが突如ローストビーフに変身したのだった・・・
今日の休みは草引きだぁーー
その後、『 太陽市 』 で買出し、
更に溜まっていたTV録画を観る。
金曜日(9日)のフジテレビは、
金曜プレステージ「自衛隊だけが撮った0311-そこにある命を救いたい-」
を放送した。
隊員は誰もがスーパーマンでもなければヒーローでもない。
ただ一自衛隊員として、他の日本人よりも少しだけ屈強な肉体と
しかるべく訓練を受けた人間があの被災地でどんな行動をし、何を感じたのか
私の次男は、まだ自衛隊員ではない。
但し次男の先輩達の被災地での活躍に感動を覚えた。
彼らの精神は、入隊時となんら変わりはない。
【 自衛隊入隊時の宣誓文 】
私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、
日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、
常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、
政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり
事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、
もつて国民の負託にこたえることを誓います。
今年も庭の片隅で水仙が咲いた。
東日本大震災から今日で丁度1年です。
既に我々日本国民は、「あの時何が起きたのか」ではなく、
あれから「どう立ち上がったのか」「今後も継続して何をするべきか」
という再生のテーマを常に考えていかなくてはなりません。
【 59回開校祭での学校長挨拶 】
悲惨の極みおいてこそ、人の心に輝きが見える。
「大きな津波が来ます。すぐに逃げて下さい」とスピーカーで呼びかけ続けて、
自ら犠牲になった南三陸町の若い女性職員。
水の中で3倍にふくらんだ御遺体の頭部をしっかりと両腕で抱きかかえた
自衛隊の若い中隊長
今年ほど人々の絆が意識され、苦しむ人々とのつながりを求めて多くの人が
北に走った時はないであろう。
その同じ想いが、学生諸君に「結(ゆい)-結集からそして再生へ」という
開校祭のテーマを選ばせた。
人と人との結びつきが、被災地の復興を可能にし、それが日本全体の再生へとつながる。
悲惨の極みにあって、「結」をテコとして復活と再生のドラマを日本史が演ずる
希望を語るこのテーマは、今年の日本国民の深い想いを表現したものではないだろうか。
国と国民を守る任務を、この国難にあって改めて強く意識した防大生のこの言葉には
感慨深いものがある。 (防衛大学校長 五百籏頭 眞)