11月21日(日)
15:30公演を観劇した感想です
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花組 宝塚大劇場公演
忠臣蔵ファンタジー
『元禄バロックロック』
作・演出/谷貴矢
(宝塚大劇場デビュー作)
ポスターもさることながら
それよりも前に
HPで初めてビジュアルを見た時
ちょっとした衝撃を受けた中年
チラシの裏にもある
この写真のカラー版↓
柚香光×星風まどか
あまりにぴたりとはまってて
ずっと
真風涼帆×星風まどかを
見てきたせいか
魅力的なビジュアルに
ひと目で惹かれつつも
どこか心がざわつく感じがあった
プレお披露目の全国ツアー公演
『哀しみのコルドバ』
『Cool Beast!!』を
ライブ中継で観た時は
あまりピンとこなくて
あれ?と思ったけど
ハンパなかった〜
開演5分前のチラ見せ
いくつもの時計
「忠臣蔵」をベースにした物語
年末になると
決まってテレビで
放送されるイメージの
「忠臣蔵」だけど
ちゃんと観たことなかったなと
行きの電車でググッた中年
作品のあらすじも
ざっと読んだきりになってて
大石内蔵助の生まれ変わりが
クロノスケ(柚香光)だったかな
ぐらいに思ってたら
大石内蔵助
→クラノスケ(永遠輝せあ)
吉良上野介
→コウズケノスケ(水美舞斗)
浅野内匠頭
→タクミノカミ(聖乃あすか)
ということで
配役表
主題歌は
シールク〜ロード〜♪
東へ西へ〜♪の
太田健先生作曲
花組100周年の
記念すべき花組公演は
主人公クロノスケの
こんなセリフで始まった
"花は嫌いだった"
花の命は短いが
♪でも花はしたたか
♪いつかまた
♪しれっと咲き誇り
♪やり直すチャンス狙ってる
だから嫌いということらしかった
そんな始まりに
おもしろさを感じるとともに
クロノスケが
マントをひるがえして
こちらに背中を向けた瞬間
花刺繍がふぁ〜っと広がって
中年の殿堂好き心を
掻き立てられた
ヅカ削減を考えてるのに
やめて〜
↑この衣装とは違う衣装と思ったけど、どうもこの衣装のようです
最初に書いた心のざわつきは
言ってみれば
漠然としたジェラシー
なのかも
そんなものを
チクリと感じたほど
あまりに似合いの2人
そのぴったり感は
お芝居の中でも
よく出てた
謎めいたキラの
謎めいた言葉に
間の抜けたような言葉を返す
クロノスケ
そのやり取りが絶妙で
2人の会話だけで
笑わせられることも
しばしば
江戸ならぬエドの町
人々が色とりどりの着物を着て
まるでハギレの箱を
ひっくり返したようで
おもしろかった
でっかい時計
持ち歩くクロノスケを
『不思議の国のアリス』に
出てくるウサギみたいと思った
そうすると
キラがアリス?
そしてまた
クロノスケ×コウズケノスケは
柳生十兵衛×芦名銅伯を
思わせ
娘を思うままにしようとする父
コウズケノスケ(元禄バロックロック)
芦名銅伯(柳生忍法帖)
父から逃れようとする娘
キラ(元禄バロックロック)
ゆら(柳生忍法帖)
並んだら
さぞかし圧巻と思った
2つの作品のポスター
内容にも
こんなに共通点があるとは
↑星組公演時に撮影
谷貴矢作品は
初めてと思ったら
春にライブ配信で観て
中年の乙女心が
ラッチマン(月城かなと)に落とされた
『ダル・レークの恋』の
潤色・演出を手がけてた
おもしろそう!と思った
2020年
月組 シアター・ドラマシティ公演
鳳月杏主演
『出島小宇宙戦争』も
谷貴矢作品
今回の作品にも
通じるものがありそう
デビュー作は
2016年
花組 宝塚バウホール公演
瀬戸かずや主演
『アイラブアインシュタイン』
SFっぽい作品が
得意なのかな
こちらもありました
2018年
雪組 宝塚バウホール公演
朝美絢主演
『義経妖狐夢幻桜』
おまけ
また見つけました
JRが阪急に便乗…
いえ
コラボレーション
赤穂へ行こう!
それはそうと
ここのところ
花道から去って
END
ってのが
続いてるような
気がします
客席降りができないから
せめて…
という計らいなのかな
次回は第2部
レビュー・アニバーサリー
『The Fascination!
−花組誕生100周年 そして未来へ−』の
感想をお送りします
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当ブログ
下手の長ブログを
少しでも簡潔にするため
敬称略となっております
上から目線チックで堪忍!