今年もあと半分

６月最後の日のこの方
いつもぐでぐでしてるくせに
って 言いたいところだけど



めくられ続けて はや半年
疲れもするよね



日めくりめくり
今年もあと半分か と実感し・・・

部屋

そう
読みはじめてしまった 結局



ぼく、きょう５才になった！
ではじまる小説は
５才のJackが５才の言葉で語るかたちで
書かれている



Jackの視点で描かれているから
もっと暗くて もっと怖い話になりそうなのに
映画も小説も そうなっていない

Ｍaの視点だったら
もっと悲惨な話になっていただろう

９時になると Old Nickが《へや》にやって来る
洋服ダンスの中のJackは 息をひそめて
Old Nickがベッドをギシギシさせる音を数える



本屋で文庫本を買おうとして
やっぱり借りることにした
意外に分厚くて驚いたけど
ひらがなの多い５才児言葉にもすぐに慣れて
どんどん読めちゃう

ハイシーズンを過ぎたどんつきの庭

花いっぱい 人もいっぱいの
ハイシーズンを過ぎて
散髪の後みたいに
さっぱりしたどんつきの庭

花のかわりに
珍しい葉っぱの植物が
仕込まれていた



見事なスパイラル



他にも













そして
どんつきの庭の
そのまた奥にある池では



スイレンが咲いている



ハイシーズンには
毎日あんまり花ばかり見てるから
山や海が恋しいと言っていた庭職人さんも
ほっと一息ついてるかな

オジギソウ

子どもたちが わーっと駆け寄って
パタパタパタパタって触りだすから
何かと思えば



オジギソウだった



どんつきの庭は 夏の装い
花が少なくなって
花壇の土が見えるようになった



土の目立つ夏の庭は
ちょっと冬の庭に似てる

訪れる人が減って
静かなところも



おまけ
やっぱり憎めない
今日のこの方

続チョウトンボ

ハスの上を
チョウトンボが舞いはじめた
その様子を載せたかったのだけど



なかなか撮れない
３匹は入った（撮った）と思っても
たいがいゼロ
よくて１匹



ある程度撮ったら
日陰に行って
写っているかどうかチェックする

これがもう
さながら宝くじの当選結果を見るようで
ハズレ ハズレ ハズレ・・・ やっと300円
という具合

後で数えたら
200枚以上撮っていた

あきらめて どんつきの庭へ行ったら
思いがけなく
たくさん舞っていた



遠いから黒くしか見えないけど
光の加減で玉虫色に輝く



他のトンボやハチのような羽音もなく
いつまでも静かに舞い続ける



おまけ
コシアキトンボ
腰のところだけ白くなっていて
納得のいくネーミング



チョウトンボも見た通りだけど
ギンヤンマは銀色をしていない
黄緑色と水色のツートンカラーが美しいトンボだ
ギンヤンマの動きは速すぎて
当たる確率はさらに低い