温暖化現象の現れのひとつなのか、群馬県榛名湖の氷上のワカサギ釣りは氷が解け始めていて中止になったのだそうです。史上2度目の珍事だそうです。また鹿児島では鶯が鳴いて暦どおり春の訪れを伝えているのだとか。
立春を迎え、寒さも峠を越え、春の気配が感じられるといいたいところですが、新暦2月4日は普通関東地方ではもっとも寒い時期にあたります。
立春は太陽の運行を基準にした季節の区分法で、二十四節気(にじゅうしせっき)春のトップバッターです。二十四節気は中国で考えられ、日本でも使われてきました。
いわゆる旧暦は月の運行を基準としていて、季節とのずれが生じるのですが、農作業などでは正確な季節を知る必要がありました。そこで二十四節気が考えられました。
太陽の黄道上の運行を基準とした1年を24等分したもので、年によっての日付のずれは約1日前後。1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分け、節気(せっき)と中気(ちゅうき)が交互にあります。
立春は正月節で太陽の黄道上315°の位置になります。 黄道上330°である正月中気の「雨水」(うすい)が今年は新暦では2月19日にあたります。 陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる頃とされていますが、新暦2月中旬は例年冬真っ只中を感じる頃ですね。
ところで 在職中から漆職人になることを目指していた僚友であり、元上司のK氏がついにその作品を展示即売会に出展するほどの腕前になってしまいました。 Cさんが早速展示会に出向き撮ってきた作品をみるとなかなのできばえと拝見しました。
2月9日まで 新宿京王プラザホテルへ力作を出展し、何件も成約しているそうです。 お店番もやっているそうなので、お知り合いの方お立ち寄りいただければ幸いです。天才と言うのは 何をやっても秀でることを実証していますね。たいしたものです。
今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。
二十四節気が考えられた。
太陽の黄道上の運行を基準とした1年を24等分。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、
さらにそれぞれを6つに分けた。
立春は正月節で太陽の黄道上315°の位置。
黄道上330°である正月中気の「雨水」。
知らない事を教えて頂きありがとうございます。
24節気 です
◆立春(りっしゅん)正月節315°寒さも峠を越え、春の気配が感じられる
◆雨水(うすい) 正月中330°陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる
◆啓蟄(けいちつ) 二月節345°冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくる
◆春分(しゅんぶん)二月中 0°太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる
◆清明(せいめい) 三月節 15°すべてのものが生き生きとして、清らかに見える
◆穀雨(こくう) 三月中 30°穀物をうるおす春雨が降る
◆立夏(りっか) 四月節 45°夏の気配が感じられる
◆小満(しょうまん) 四月中 60°すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始める
◆芒種(ぼうしゅ) 五月節 75°稲や麦などの(芒のある)穀物を植える
◆夏至(げし) 五月中 90°昼の長さが最も長くなる
◆小暑(しょうしょ)六月節 105°暑気に入り梅雨のあけるころ
◆大暑(たいしょ) 六月中 120°夏の暑さがもっとも極まるころ
◆立秋(りっしゅう)七月節 135°秋の気配が感じられる
◆処暑(しょしょ) 七月中 150°暑さがおさまるころ
◆白露(はくろ) 八月節 165°しらつゆが草に宿る
◆秋分(しゅうぶん)八月中 180°秋の彼岸の中日、昼夜がほぼ等しくなる
◆寒露(かんろ) 九月節 195°秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ
◆霜降(そうこう) 九月中 210°霜が降りるころ
◆立冬(りっとう) 十月節 225°冬の気配が感じられる
◆小雪(しょうせつ)十月中 240°寒くなって雨が雪になる
◆大雪(たいせつ) 十一月節 255°雪がいよいよ降りつもってくる
◆冬至(とうじ) 十一月中 270°昼が一年中で一番短くなる
◆小寒(しょうかん)十二月節 285°寒の入りで、寒気がましてくる
◆大寒(だいかん) 十二月中 300°冷気が極まって、最も寒さがつのる