丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

2. 「8万時間」への助走

2008-03-14 11:25:09 | 閑話

「初めての企画旅行参加」飛騨・北陸へ
 飛騨・北陸「旅の記録」です
 8月20日 前夜首都圏直撃の台風一過、ピーカンの天候に恵まれる中を 午前7時50分羽田を出発しました。 富山空港に着くや、こちらはあいにくの曇り空。 時折降る小雨の中をバスは富山県から岐阜県へ、まずはNHK朝の連ドラ「さくら」の舞台となった飛騨古川・高山へ立ち寄り、古川と高山で飛騨の古町散策を満喫しました。 
このとき岐阜の友人に電話し 岐阜県に来ていることを報告しましたが、岐阜羽島と飛騨高山は 最北と南端にあり、少々かけ離れていましたが・・・。

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続いて「さくら」の心の故郷白川郷訪問 すでに午後5時半に。 お店も一軒だけが6時まで開けてくれて対応してくれましたが、夏の夕方とはいえもう真っ暗で散策どころではない時間帯でしたね。

午後6時前 五箇山を右に見て一路金沢へ向かいました。

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午後6時半金沢に入り 夕食は兼六園前「兼見御亭」にて。 威勢のよい面構えの女将が西川峰子風のきっぷのよさでこの日の料理の内容を解説。 若く新進気鋭の経営者に遭遇しちょっぴり仕事も思い出し・・・。

20日お宿は「金沢グランドホテル」 部屋も広く 高級感すらある良い感じで、これだけでも金沢はOK・満足・合格点。

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あけて8月21日、この日は兼六園から スタート。  そういえば金沢生まれの秘書がお薦めの成巽閣はあいにく 水曜日は 休館とのこと、これは少々残念か。 この女性のご先祖様は加賀藩ご用達の石匠で由緒あるお家柄。

しかし 何ですねえ 金沢というところは加賀百万石の前田家の偉大さをそこここに感じられる土地柄ですね。

蛇足ですが、私は在職中に 前田家の末裔である「前田W氏」と 職場で遭遇し、何度か一緒に仕事をすることになります。 「前田W氏」といい加賀藩ご用達の石匠の子孫といい これも何かのご縁ですかしらね。

 さて、バスは金沢市内に、城の石川門前を通過し 一路「九谷焼の里」へ、九谷焼茶碗と 輪島塗のお椀を 購入。 次いで福井県・東尋坊へ向かいました。

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東尋坊は断崖際までいろんなお店が出店しています。 日中立ち寄ると、まず松本清張の「点と線」の世界など どこへやら・・・です。 出店している梅宮辰夫の店(漬物やさん)店頭で抹茶アイスを注文し これをほおばり ラッキョウを購入。 でもまあ 東尋坊訪問完了です。 何よりも日本海の海の色は 柔らかい感じがして 不思議な思いで見つめていました。

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さて永平寺はとても印象深く、大晦日の除夜の鐘で有名な鐘楼を見たときは 少し感慨深いものがありましたねえ。 かの永平寺も観光客であふれかえり、大衆に開放して維持費回収を図り、テレビで紹介された威厳も 白昼のこの賑わいの中では感じることもできません。 観光客がいなくなり暗くなると一変するのでしょうが・・。

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2時間滞在した永平寺を後にして、旅の最終訪問地「越前竹人形の工房」見学後は 丸岡城を車窓に眺め、午後5時過ぎ富山空港へ到着。


6時50分の 飛行機で富山を後にし 午後8時帰京 午後10時には 我が家に到着 あっという間に終わった2日間でした。

 2002年のこの旅が その後の12年間で 日本全国47都道府県を くまなく歩くスタートになるなんて このときは気づいてもいません。 やがて 北は日本の最北端利尻・礼文から 南は沖縄宮古島にいたるまで全県踏破の旅が始まり、2014年6月 半世紀ぶりに奈良を訪問し47都道府県踏破の記録が達成されました。

今日もお立ち寄り戴き 有難うございました。

 


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