
第二章:(2)-5. シアトルへ
◆シアトルでの夕食の後で
水曜日 午前8時前にホテルの車でカラマズーのバトルリーク空港へ向いました。そこからひとまずシカゴへ戻ります。ほぼ一時間遅れで飛び立ったUA6827便は 通路をはさんで両側2人座席が13列 最大52人乗りのコンパクトなジェット機でした。飛行機は午前10時過ぎバトルクリーク空港を発ち、厚い雨雲の中を飛行45分でシカゴ(オヘア空港)へ着きましたが、シカゴ時間は午前10時。
◆シカゴ経由でシアトルへ
オヘア空港で2時間待ち シカゴ時間の正午にUA929便でシアトル(タコマ空港)へ向い、約4時間のフライトでシアトル到着。タコマ空港では今度はシアトル時間が午後2時。東西で3時間の時差があるので東から西へ向かうと体内時計は時差調整でかなり混乱します。この日は 朝EST(米国中部標準時間)午後CST(米国東部標準時間)夕方 PST(米国太平洋側標準時間)を体験しました。途中機内で CSTとPSTの中間にMST(米国山岳部標準時間)というのが存在していることも知りました。 到着後 空港出迎えの知人宅 Edmondsへ。
◆シアトルうわじまやにて
◆シアトルでの夕食の後で
その晩 夕食の後でポール君は私に尋ねた。「高収入の一流企業を早期に退職してこれからいったい何をやろうとしているのかね?」彼は西海岸にある大学の経済学教授であり、世界規模で活躍している現実主義者でもある。「それを見つけるために会社を辞めたのだけれどそれでは答にならないね。」会話は途切れたが「8万時間」への「コア探し」は引き続き重要課題として残る。
◆ シアトルについて
シアトルは北緯47度39分 で樺太と同緯度、 太平洋につながるピュジェット河口(sound)の東岸にあり、ワシントン州(キング郡)の中心から西に位置しています。ピュジェット河口は西にオリンピック、東にキャスケードの二つの山脈に囲まれた低地地帯にあるシアトルは米太平洋北西部の商業、文化そして先端技術の中枢であり、太平洋およびヨーロッパ貿易の主要港湾都市でもあります。
シアトルの気候は一年中穏やかです。オリンピック山脈は太平洋の大量の雨と強い風から、ピュジェット河口湾を保護しています。東にはキャスケード山脈が、中央大陸の冬の寒さからシアトル地域を護っています。冬の日は穏やかで湿っているそうです。
◆シアトルの市場 Pike Place Market
◆ シアトルの市場にて
木曜日朝一番で シアトル Pike Place Marketへ 足を延ばし アメリカの市場を眺めました。 ここでは 1912年創立の「スターバックス」1号店や 「うわじまや」など 歴史に残るいくつかの店舗を訪ねました
◆シアトル1912年創立の「スターバックス」1号店
◆ シアトルセーフコフィールドへ
チャイナタウンの日本食レストラン「藤すし」で昼食後 一路 この旅最後の訪問目的地Safeco Fieldsへ駆けつけました。 Safeco Fieldsで13:35から 「 マリナーズ対オリオールズ戦」の観戦です。 この試合のゲストジミー・カーター夫妻が場内放送で紹介されていました。試合のほうは この日に限ってイチローは無安打 城島は8回から守備のみ 試合は両軍あわせて6安打 マ軍は2安打で 2対0の完封負け 盛り上がりのない試合は2時間もたたないうちに一瞬で終わっってしまいました。投手戦というより貧打戦に近いものでした。この球場は屋根付き全天候型であったのも少し驚きでしたが….。
◆シアトルセーフコフィールド
◆ 帰国の途に
金曜日シアトル(タコマ)発13:28のUA875 便で一路帰国の途につき 約10時間のフライトの後 日本時間 土曜日 15:05成田に無事到着し一週間の旅も終了しました。この時私に残された「8万時間」への期間は2年を切っていました。
もうひとつのブログ
◆「丼季報亭の四方山話」(2002年9月投稿開始)は
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/
◆4Travel.「Donkyさんの旅のブログ」」(2013年6月投稿開始)は
URL:http://4travel.jp/traveler/donky2013/